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今年も日本から数多くの観光客の方々が、飛行機、フェリーを利用しサハリンを訪れています。
そして、訪れる観光客の殆どの方は、貸切バスまたはタクシーを利用しての観光が主流となっていますが、ユジノサハリンスク市内の観光には徒歩の他、市内を縦横無尽に走る路線バスでの観光が超お勧めです。
ユジノサハリンスクの路線バスの料金は、食料品を始めとする生活必需品が、日本に比べ割高なサハリンにあって、市内何処へでも一律15ルーブル(約45円)ポッキリで運んでくれる超便利で超お得な市民の足です。
バスの種類は大きく分けて大型・中型車両の他、15人程乗車できるワンボックスタイプの3種類。大型・中型バスは、日本の路線バスでは既に姿を消した車掌が乗務するツーマンが主流となっています。一方、ワンボックスタイプはワンマンが基本で、料金の支払いは後ろの乗客から前の乗客へ手渡しで運転手へ(お釣りは、その逆)届けるシステム。日本では及びもつかない奇抜な方法で運営されています。
【大型バスと中型バス(写真上)。下はワンボックスタイプ】
【ワンボックスタイプバスの様子:乗客が手渡しでバス運賃を運転手へ】
【大型バス内部の様子(左上)。車掌が指に付けているトイレットペーパーの様なものが乗車券(領収書)。千切って乗客に渡します。バス停に掲げられている路線図と乗車券(写真下)】
バスの走行路線は、フロントガラスに張ってある番号によって異なります。
因みに63番がシティーモール(サハリン最大のショッピングモール)経由ユジノサハリンスク空港行。45番は市内循環等々。
初めて乗る時などは緊張したり、不安に思う事があるとは思いますが、『案ずるより産むが易し』。書店にバス路線を掲載した市内地図が売っていますので、何不自由なく乗ることが出来ますし、言葉は通じなくとも、運転手や乗客の方が身振り手振りで親切に教えてくれます。
【バス路線が記載された地図:ユジノサハリンスク市内で購入可能】
それでも、万が一分らなくなってしまった時は、乗り降りしたバス停(または、向かい側のバス停)で乗り降りした番号のバスを待つのが一番の方法ですし、地図を頼りに歩いて帰るというのも、知らない土地での観光の醍醐味でしょう(治安も悪くありませんし、1、2時間も有れば街をひと回り出来ます)。
【下記のサイトでユジノサハリンスク他、各都市のバス路線が確認できます】
http://2gis.ru/yuzhnosakhalinsk/center/142.658844%2C46.986459/zoom/12
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