ここから本文です。
ユジノサハリンスクでは、最近になって大雪が到来しました。
気温は昨年よりも高めですが、歩道も道路も雪が積もったままで、特に最近は車の数が増えたので、交通はとても不便な状態が続いています。
他方で、スキー場やアイスリンクでは、スキーやスケートを愉しむ皆さんの歓声が拡がっています。 スキー場と言えば、昨年末には稚内の小学生3人がユジノサハリンスクのスキー場を訪れ、地元の子ども達と一緒にスキーを楽しみました。
サハリンの子ども達は、最初は小柄な稚内のスキーヤーを“過小評価”していたようですが、一緒に滑ってみてその実力にとても驚いたと言います。「どうやってうまくなったの?」と何度も聞いていたそうです。稚内っ子の力が発揮された機会でした。
年末に設置された、クリスマスツリーのような特大の“ヨールカ”が、年明け以降も市内の要所に飾られたままになっています。夜はイルミネーションが輝いてとても綺麗です。例年、1月下旬まで飾られています。暫くは新年の気分を楽しめます。 最近、サハリンの水産会社の皆さんが北海道を訪ねたという話しを耳にしました。サハリンの水産会社は、モスクワへ活魚を空輸していますが、他方で北海道との取引を重視しているそうです。今後も、北海道内の水産会社関係者をサハリンへ招いて商談を行う等の計画を有していると聞きます。日本人があまり好まない魚類でロシア人に受けるもの、また、その逆もあるので、サハリンの各港と稚内港との間で各種の海産物の往来が盛んになっていく可能性も在るかもしれません。
2011年もネベリスク、コルサコフ、ユジノサハリンスクの各友好都市との交流は継続します。各市共、文化・スポーツ交流のほか、経済の交流面でもダイナミックな交流を期待しているようです。
本文ここまで
ここからサブメニュー
サブメニューここまで
ここからフッターメニュー