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稚内では10月12日の夜に雪が降ったそうですが、ユジノサハリンスクでも同じ日に雪が降りました。
その雪は一部が積もり、翌日の昼頃になっても少し残っていました。道行く人の服装も厚着に変わり、マトリョーシュカのように着膨れの人もいます。
秋の天候は移ろい易いものです。1日の中で、晴れ、曇、雨と激しく天候が変わります。
秋には低気圧も突然に訪れ、稚内・コルサコフ間のフェリーにも影響が及んでしまう事例も見受けられます。
紅葉が一気に進む中、室内コンサートのような文化行事が増えています。クラシック関係の催しが目にとまりますが、若い人達による、ディスコミュージックのイベントも盛んなようです。
去る10月12日、根室のジャズオーケストラがユジノサハリンスクで地元管弦楽団とジョイントコンサートを開いたと聞いております。北海道内にもジャズの演奏をする皆さんは各地にいらっしゃるようですが、サハリンにもそうした演奏活動をしているグループがあります。10月19日、ユジノサハリンスクのグループ<ヴレーミャ・ジャザ>が稚内を訪ね、10月20日に副港市場で演奏会を催します。開演は20日の午後6時で入場無料ですから、お時間のある方はお運びください。
最近、街は“冬支度”という雰囲気になっていると思います。キュウリやキャベツなどの野菜を漬け込んだり、ブルーベリーなどのフルーツで、ジャムやシロップ漬けを作る方が見受けられます。
少し前まで“秋の味覚”というようなものも見掛けました。シャンピニオンや白マツタケといったキノコ類が売られていました。残念ながら、これらを購入する機会を逸してしまったのですが、1個200円程度の金額で売られていたと聞きました。“本格的マツタケ”という訳ではないのですが、この白マツタケは香りも良く、味噌汁や炊き込みご飯にしていただくのが良さそうです。
このところ「街並みが綺麗になった」と感じます。清掃作業も盛んに行われている他方、道路工事も土日曜の休日返上で進められているのを見掛けます。何か、街の整備に随分と熱心な様子がうかがえます。
ユジノサハリンスクの道路の基盤などは、かつて日本の人達が整備を行った経過がありますが、時を経て、ロシアの人達の手が加わり、独特な風情が創り出されていくような気がします。
整備が進められているのは結構なのですが、自動車が増えている中、「ラッシュによる渋滞」は相当なものになっています。恐らく対策の検討も行われているのでしょうが、渋滞する時間帯に移動するのは、なかなか大変です。
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