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最近のユジノサハリンスクではマイナス10℃以下も見受けられます。サハリン北部のティモスコエでは、最低気温がマイナス30度近くまで下がっているそうです。サハリンはかなり寒くなっています。
かなり寒い感じはするのですが、天候が好い日が目立ち、積雪は少なめだと思います。大雪だった昨年に比べると、街の景色は「未だ冬ではない?」という感じがしないではありません。
新年と1月7日のクリスマスに向けて、ユジノサハリンスク市内の数箇所に巨大な“ヨールカ”―クリスマスツリー―作られ始めています。何度もこのホームページで写真を御覧頂いている、かなり大きなレーニン像の脇で準備中の“ヨールカ”は非常に大きく、少し驚きます。
新年に向けたことと言えば“年賀状”です。ロシアの習慣では、年賀状を12月中旬から晦日までに発送し、受け取ります。今頃の時季は、個人、会社、団体など方々で年賀状作成に大忙しなようです。
ロシアでも日本のように“干支”に親しんでいるようです。“干支”の動物は日本と同じですが、一寸異なるのは“イノシシ”が“ブタ”となっているところです。
年賀状は葉書ではなく、綺麗なカードを封筒に入れて送るスタイルが一般的なようです。カードの内側に、相手先名、賀文、発送者名を記した装飾紙を貼り付けてカードを二つ折りにし、封筒に入れて住所、宛名を書いて届けます。このため、相手先名と発送者名を2回書くことになるのです。
年賀状のカード用に、美しい画が入った素材が売られています。2011年の干支であるウサギや、ロシアのサンタクロースである“ジェット・マロース”(寒波じいさん)が馬車に乗っているものなど、デザインは多彩です。
ロシアでは年末に贈り物をする“お歳暮”という習慣は無いようですが、1月7日の「ロシアのクリスマス」に贈り物をするのが盛んなようです。そうした贈り物等に向けた商品やサービスを紹介する見本市が、ユジノサハリンスク市で行われています。見本市はユジノサハリンスク市が主催し、恒例化しているものですが、今年は例年の会場が改修中で使用出来ないため、市内の大型店で行われたようです。
12月25日から、稚内から初めてのスキー交流団がやってきます。ユジノサハリンスクの子ども達とスキーの練習をして交流することになっています。最近はその準備に取組んでいます。初めてのことなので、関係団体等の皆さんも張り切っていらっしゃる様子です。
来年の稚内・コルサコフ間フェリーの運航継続について、サハリンの関係機関はとても喜んでおり「稚内市にとても感謝しています」とのことでした。フェリー運航スケジュール確定を受けて作成したサハリン向けのパンフレットは、既に関係先へ配布しました。来年も大勢のサハリンの皆さんがフェリーを利用して頂けるよう、期待しているところです。
今年を振り返ると、多忙な業務が続きましたが、無事に今年も終わります。一年間、いろいろな面でご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。どうもありがとうございました。良いお年をお迎えくださるようご祈念いたします。
企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)
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