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令和5年(2023年)第5回定例会(6月)一般行政報告

一般行政報告

令和5年(2023年)第5回定例会(6月)

目次

  1. 新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況と新型コロナ検査所の閉所について
  2. 稚内市リサイクルセンターの供用開始について
  3. 稚内市合葬墓の供用開始について
  4. 令和4年度 観光入込客数について
 令和5年 第5回稚内市議会定例会の開催にあたり、4項目につきまして一般行政報告をいたします。

1点目は、「新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況と新型コロナ検査所の閉所について」です。

 新型コロナウイルスワクチン接種については、令和5年3月、国から今後の方針が示され、高齢者や基礎疾患のある方など重症化リスクの高い方は、8月までの1回と、9月以降に1回の合計2回の接種、それ以外の方は、9月以降に1回、接種することとされました。
 これを受け本市では、2回接種の対象となる約1万2千人について、5月8日から医療従事者等への接種を開始したほか、高齢者や基礎疾患を有する方への接種として、5月15日から医療機関での個別接種、同じく17日からは、保健福祉センターでの集団接種を開始しています。
 これまでと同様、医師会を始めとする関係機関や、市民の皆さんのご協力をいただきながら、順調に接種を進めているところです。
 また、令和4年(2022年)2月からポートサービスセンター内に開設していた、新型コロナ検査所については、令和5年5月末をもって閉所いたしました。
 この検査所は、令和4年1月下旬からの感染拡大時に、検査を受けたくても受けられない状況があったことから、市民の不安を払拭し、安心して日常生活を送れるよう、映画「北の桜守」の制作を通じてお付き合いがあった、株式会社 木下グループの協力を得て開設したものです。
 その後、441日間の開設で、市民をはじめとした、約1万8千人の方にご利用いただきましたが、このたび、新型コロナウイルスの感染法上の取り扱いが変更されたことに伴って、北海道の無料検査事業が終了したこともあり、その後の利用も落ち着いたことから、検査所はその役割を終えたものと判断し、令和5年5月末で閉所したところです。
 今後は、個人や事業所の自主的な取組を基本とした対応となりますので、引き続き、感染対策へのご協力をお願いいたします。

2点目は、「稚内市リサイクルセンターの供用開始について」です。

 令和5年4月1日、新たな「稚内市リサイクルセンター」が共用を開始しました。
 従来のリサイクルセンターは、対象品目の段階的な拡大に応じて、施設を増設しながら対応してきましたが、共用開始から20年以上が経過した施設の更新と、ごみ処理施設の一元化を図るため、令和2年(2020年)12月から、一般廃棄物処分場やバイオエネルギーセンターと隣接する場所に、新たな施設の建設を進めていたところです。
 今回の建設により、これまで分散していた処理工程や機能を集約し、効率化を図ることにより、資源物の受入能力が格段に向上したほか、作業の安全性向上の観点から、作業にあたっていただく方の作業環境の改善も図ることができたと考えています。
 引き続き、循環型社会の形成に向けた取組を進めていきますので、市民の皆さんのご協力をお願いいたします。

3点目は、「稚内市合葬墓の供用開始について」です。

 稚内霊園敷地内に整備を進め、令和4年秋までに工事を終えていた「合葬墓」は、令和5年4月1日から申請受付を開始し、令和5年5月12日に共用を開始しました。
 「合葬墓」は、少子高齢化や核家族化が進む中、親族によるお墓の承継など維持管理が困難な方や、不安を感じている方が増えていることから、承継者がいない場合でも安心して利用できる墓地として整備を進めてきたもので、血縁などに関わりなく、多くの方の焼骨を納める「合葬式」の墓地です。
 このたび共用を開始した「合葬墓」は、宗谷湾を一望できる高台に建っており、納骨数は、3千体を想定しています。
 本事業には、受付開始前から高い関心が寄せられ、多くの問い合わせをいただいており、6月16日現在、9月までの納骨分として38件、86体の申請を受け付けているところです。
 令和5年度は、すでに完成している本体部分の周辺に生垣を設けるなど、環境整備を行う予定であり、市民の皆さんに永く親しまれる施設として、運用していきたいと考えています。

4点目は、「令和4年度 観光入込客数について」です。

 「北海道観光入込客数調査要領」に基づく、本市の令和4年度 観光入込客数は、総数44万8千600人となり、前年度比153.1%と大きく増加したほか、コロナ前の令和元年度との比較でも、89.4%の水準まで回復しました。
 宿泊客延数33万3千300人についても、前年度比で121.5%、コロナ前との比較では91%となったところです。
 入込客数増加の主な要因としては、令和4年度は3年ぶりに、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う行動制限が実施されず、全国的に人の流れが活発化したこと、また、国や北海道の旅行支援策による国民の旅行需要の高まりと合わせて、本市独自に、宿泊費の助成や各種プロモーションを実施したことなどが挙げられます。
 また、令和3年度は1便体制で運航していた、夏季の羽田便が、2便体制に戻ったことに伴って、ツアーの催行が回復し始めたことなどにより、道外客が前年度から倍増したほか、JRやマイカー、レンタカー利用の観光客も同様に回復し、さらには、国による入国制限が解除された下期から、外国人観光客が回復傾向にあることは、今後に向けた明るい兆しと受け止めています。
 令和5年度に入ってからも、4月の稚内-羽田便の利用状況が、前年同月比150%程度の数字を残していますし、令和5年9月には、道内で体験型観光の国際会議が開催されることから、今後も大いに期待しているところです。

以上、4項目についてご報告を申し上げ、私の「一般行政報告」とさせていただきます。

お問い合わせ先

広報秘書課
稚内市中央3丁目13番15号
広報・広聴グループ 0162-23-6387、秘書グループ 0162-23-6384

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