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稚内市・ネベリスク市友好都市提携40年記念式典(2012年7月1日)

記念式典で挨拶に立つ稚内市の工藤市長の写真
7月1日、ネベリスク市代表団を迎えて友好都市提携40年記念式典を催しました。

ネベリスク市との間の友好都市提携は、1972年に当時の浜森市長を団長とする稚内市代表団がネベリスク市からの招待を受けた際に調印されたものでした。当時は135トンの<利礼丸>という船をチャーターし、不安と期待を胸に渡航したと伝えられています。
その後、ネベリスク市との交流は北海道とサハリンとの交流が活発化した1990年代頃から非常に盛んになり、今日に至るまで様々な交流が続けられています。

式典は、友好都市交流の扉を開いた、既に他界された皆さんに黙祷を捧げることで幕を開け、式辞、来賓挨拶、記念品交換と進み、永い交流の歴史に思いを巡らせながら、今後も永く続く交流への新たな歩みを始める一時となりました。
最近のネベリスクの様子をスライドで視る式典参加者の写真
式典で演奏を披露する「稚内吹奏楽団」の写真
ネベリスク市は2007年の直下型地震で大きな被害を受けましたが、数年で新しい施設、住宅の建設が進み、「新しいまちづくり」に邁進しています。式典では、そうした街の様子をスライドで紹介する機会も設けました。

式典では、稚内吹奏楽団の皆さんに演奏を披露して頂きました。何と言っても「“音楽”は世界の共通語」です。ネベリスクからの皆さんもお愉しみ頂けたようでした。最後には、日ロ両国でお馴染みな『カチューシャ』を式典参加者全員で合唱しました。
稚内市の工藤市長は、式辞の中で「諸先輩から私達へ受け継がれた稚内市とネベリスク市との交流を、私達は次の世代へ確実に伝えて行きたい」と述べました。対してネベリスク市のパン第一副市長は、式辞の中で「私達には善き意志が在り、互恵関係の進展への希求が在るので、その潜在力というものは非常に大きい。私達は、市民の平和と繁栄へ向け、前向きにして長期的な、そして堅固な両市の友好関係の針路を進んで参りたい」と述べました。両市民の意志で、永く続けられた交流の成果を、明日を担う世代へ受け継ぎたいものです。
左=ネベリスク市・パン第一副市長 右=稚内市・工藤市長 の写真

お問い合わせ先

企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)

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