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稚内・コルサコフ定期航路利用促進合同会議(2012.06.30)

稚内・コルサコフ定期航路利用促進合同会議開会の様子。稚内市とコルサコフ市は1991年以来の友好都市です。現在、稚内・コルサコフ間に運航されているフェリー航路が1995年に運航を始め(※現在の<アインス宗谷>の就航は1999年)る以前から、航路を巡って意見交換を重ねていた経過が在ります。

そうした伝統は現在でも引継がれています。稚内とコルサコフで隔年相互開催方式を採り、「稚内・コルサコフ定期航路利用促進合同会議」が毎年催されています。

サハリン側によるコルサコフ港の構想図今年はコルサコフ市代表団とサハリン州政府代表団を稚内へ迎え、この会議を開催しました。

近年はロシア人旅客が多くなっていることから、ロシア側ではこの合同会議を以前以上に重視していることが伺えます。この航路を「地域間交流のエレメント(基本要素)」と表現するロシア側参加者も在りました。

2011年の運航実績と2012年の展望に関する報告の後、コルサコフ港にフェリーが入港する際に発生する経費のこと、コルサコフ港旅客ターミナルのことで意見交換が行われました。

コルサコフ港の構想を説明するサハリン側参加者。コルサコフ港にフェリーが入港する際に発生する経費に関しては、今年の運航開始前に「値上げ」案が浮上していたことが報道され、その後の関係者間の話し合いで「前年並み」に落ち着いた経過が在ります。これに関連した情報交換が行われました。

コルサコフ港旅客ターミナルのことでは、最近の様子に関する話題が出た後、ロシア側から将来の整備計画の紹介が在りました。

<アインス宗谷>のような“フェリー”は、「ロール・オン・ロール・アウト」の頭文字を取って“RORO船”とも言います。コルサコフ港にその“RORO船”の発着を念頭に置いた係留地を整備し、そこに旅客ターミナルを建設するという構想が在ります。これについて「2015年までに新しい施設が利用可能となるように取組みたい」という説明が在りました。

奥=コルサコフ市・ムドローワ市長 手前=稚内市・工藤市長こうして意見交換を行ったことの概要は「議定書」に整理され、会議同日の夕刻に催した『友好都市親善交流会』の冒頭で、稚内市の工藤市長とコルサコフ市のムドローワ市長との間で署名されました。

来年もこの稚内・コルサコフ定期航路利用促進合同会議の開催を予定しますが、開催地はコルサコフということで合意しました。

お問い合わせ先

企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)

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