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第5回友好都市経済交流促進会議(2012.06.30)

第5回友好都市経済交流促進会議友好都市であるネベリスク市、コルサコフ市、ユジノサハリンスク市との間では、様々な分野での意見交換を行ってきた永い経過が在りますが、それらを整理して2008年から「友好都市経済交流促進会議」を開催しています。

2008年の第1回以来、原則的に「奇数回」が稚内開催、「偶数回」がサハリン各市の何れかで開催という型で続けていますが、第5回の今年は稚内での開催となりました。

会議中は上着を脱ぎ、ノーネクタイにしていた。6月30日、ネベリスク市、コルサコフ市、ユジノサハリンスク市、更にサハリン州政府の各代表団を迎え、稚内市内の各分野で活躍する皆さんの御参加を頂いて会議は開幕しました。

2010年に稚内で催された第3回以来、サハリンの3友好都市、サハリン州政府、稚内市の各代表が基調発言を行い、それを受けて意見交換を行うという方式が定着していて、第5回もその方式で進められました。

基調発言では、各友好都市で最近注目される動向や、過去の会議で論じられた経過の在る事柄の近況などが報告されました。

各基調発言で共通していたことは「観光振興」に関することでした。日本からのサハリン旅行をする旅客、サハリンから稚内を含む日本国内を訪ねる旅客の双方が増加することに期待が寄せられています。北海道とサハリンとの間の往来と言えば「稚内・コルサコフ航路」ですが、その旅客輸送増加に向けても、観光インフラの整備や、有望な観光資源の活用に努めるべきであるとの意見交換が行われました。

会議後の会場での記念撮影サハリンの各市には水産業や農業(サハリンでは畜産、畑作が行われている。大規模温室を駆使した野菜栽培を行っている場所も在る。)と言った第一次産業が立地していますが、近年は産品の加工への関心が非常に高まっているといいます。更に、不漁傾向が続き、サハリン州内の他地区から原料魚を仕入れて加工をやっている企業が見受けられる地区も在るようです。

稚内市とサハリンの3友好都市との間では、稚内商工会議所などによる「稚内で研修生を迎え入れる取組み」が永く続けられています。サハリンの3友好都市では、この取組みを大変に高く評価しており、「種々の地域間協力の基礎」となる“人的交流”を創り出すものであるということが、今回の会議でも話し合われました。

議定書に各市代表が署名した。左から、コルサコフ市・ムドローワ市長、ネベリスク市・パン第一副市長、稚内市工藤市長、ユジノサハリンスク市・ドミトリエフ市議会議長。長時間に亘る積極的な意見交換を経て、来年はコルサコフ市でこの会議を開催することを合意し、会議は閉幕しました。主な協議内容は、議定書に纏められ、会議同日の夕刻に催した『友好都市親善交流会』の冒頭で、ネベリスク市、コルサコフ市、ユジノサハリンスク市、稚内市の各代表が署名しました。

お問い合わせ先

企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)

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