令和4年(2022年)5月6日(広報わっかない5月号から転載)
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更新日:2024年7月28日
「新年度を迎えて」
令和4年度が始まりました。新型コロナウイルスの感染が始まってから早や2年が経過し、3年目を迎えましたが、感染者数こそ頭打ちとは言え、高止まりしている状況です。しかし、経済活動をこのまま停滞させる訳にはいかず、低所得対策など家計への影響に配慮しつつも、積極的な経済対策に取り組む必要があります。また、コロナ対策ももちろんですが、様々な分野で人手不足が大変深刻です。外国人材については、コロナの影響が大きいので、すぐに解消されることは難しく、一方で、コロナの影響による首都圏からの移住希望など、巷では、地方が受け皿になる得る可能性が強調されがちですが、距離的、気候的なハンディを考えれば、一朝一夕に解決できる課題だとは考えていません。
ただ、この問題については喫緊の課題でもあり、全庁挙げての取り組みが求められていることは当然として、今年度の組織体制を検討するにあたって、今、地域が抱えている課題はそれだけではなく、国のデジタル庁の発足などを受けてのデジタル化への対応、ゼロカーボンに向けての積極的な取り組み、何よりも人口減少や少子高齢化がもたらしている様々な課題、特に、誰もが安心して住み続けるための地域医療問題などは、いずれも待ったなしの課題です。改めて、それらに積極的に取り組みながら、市政運営に努めますので、今年度も皆さんのご協力をよろしくお願いします。
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