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10月3日から10月7日の期間で、サハリン州で柔道の指導に携わる皆さん8名を稚内に迎えて交流を行いました。これは稚内国際文化交流協議会による、友好都市とのスポーツ交流の一環として催されたもので、昨年は稚内側からサハリンを訪ねたことを踏まえて今年は受入を行いました。
今回は昨年サハリンを訪ねたメンバーを軸に、サハリンの皆さんを迎える準備を整え、稚内で柔道に関わる大勢の皆さんが参加して熱のこもった交流を行うことが出来ました。
試合は正しく“国際試合”で、互いの技と力を尽くしたスリリングな展開の好試合が多く見られました。試合の勝敗は稚内側が勝ち越しましたが、稚内側選手の想像を超えるパワーを活かした厳しい攻撃に苦戦を強いられる場面もありました。一部の試合には高校生も出場し、パワーに勝り、高校生よりも競技歴が長いサハリン側を相手に奮戦しました。
技の講習も行いましたが、サハリン側から稚内側に向けてどんどん質問が投げ掛けられ、想定していた「30分程度」の倍程度も続き、かなり熱を帯びた内容となりました。効果的な投げ方、攻められた場合の反撃のやり方、締め技などがテーマとなりました。
今回稚内を訪れた皆さんの中には柔道関係の交流で来日経験を有している方も居ましたが、稚内は初めてということでした。帰国前日には市内視察を行いましたが、サハリンと自然の雰囲気が似ていることを新鮮に感じたり、サハリンには見受けられない水族館などを愉しみ、柔道の交流以外にも愉しい思い出を多く作ったようです。また宗谷岬を訪ねた折りには、サハリンの島影も望むことが出来ました。
今回の滞在中、サハリン側の皆さんは、柔道を通じた青少年交流を展開していくことに熱意を強く示していましたが、今後も関係者間で協議を継続し、日本で生まれて世界で愛される柔道を通じて地域間の友情が深められることが期待されます。
企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)
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