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コルサコフ建都155年記念式(2008年9月)

 2008年9月20日、コルサコフで「建都155年記念式」が催されました。

 サハリンの都市では“街の日”という文化行事が毎年行われています。サハリンの人に尋ねれば、「人が年に一度の誕生日のお祝いをするように、街に関しても年に一度お祝いをする」という話しをしてくれる行事で、街の広場に特設ステージを設けて賑やかに催しを行います。街の“開基”とされている年から数えて区切りが良い年には“建都○○年記念式”をこの“街の日”に合わせて行うのが通例です。

 2008年5月に稚内市民サハリン交流団がコルサコフ市行政府を訪ねた際にご紹介をいただきましたが、コルサコフでは1853年に“ムラヴィヨフ砦”が築かれたことを「街の起こり」と考えています。従って今年(2008年)は“建都155年”です。

 今回の記念式ではサハリン州のハロシャーヴィン知事が祝辞に立ち、州行政府が各地区に贈呈している新しいバスのお披露目もありました。セレモニーそのものの他、この日の発表を目指して準備を進めてきた様々なグループによる音楽や舞踊の発表がありました。また「“個人の記念日”を街の催事と合わせて」という考え方の人も多いと見受けられ、募集に応じた一般の人による結婚式もステージで催されていました。

市庁舎前広場に市民が集まり始めた様子
市庁舎前の広場に大きなステージが設置され、市民の皆さんが集まり始めています。
デコレーションされたステージの写真
ネベリスコイ提督の来航と砦の建設を街の起こりと考えていることを受け、ステージには19世紀の帆船を思わせるデコレーションが見られます。
ステージ上に登場するさまざまなグループの写真
次々に様々なグループがステージに登場します。
日本の法被が衣装の少年少女グループの写真
少年少女のグループですが、日本の法被を衣装にしていました。
この日が挙式のカップル達が入場する様子
子ども達に先導されて、この日に挙式をしようというカップル達が広場に入場してきました。
集まった市民の祝福を受けるカップルたちの写真
カップル達は壇上に上がり、集まった市民の祝福を受けていました。

お問い合わせ先

企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)

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