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<ネベリスク市児童生徒芸術学校 弦楽芸術アンサンブル>がやってくる!(2015年8月7日~9日)

サハリン州ネべリスク市にある芸術学校の生徒たちが、2013年に引き続き、今年も稚内にやってきます。彼らが奏でるのは生のバイオリン演奏で、このような演奏は、めったに聴く機会がないと思いますので、多くの皆様にご来場いただければと思います。
2013年公演の様子

今回の公演の日程

まず、8月7日(金)17時30分より「稚内副港市場」にて最初の演奏会があります。その翌日、8月8日(土)16時からは、「稚内市総合文化センター」にて公演を行います。この日は、『音楽!友好都市の共通語』と題して、ユジノサハリンスクから来ているロシア民謡の楽団<ルースキー・テーレム>とのジョイント・コンサートを行います。最後の日、8月9日(日)14時からは「稚内市立図書館」にて公演を行います。

開催の目的

ネべリスクと稚内は、1972年(昭和47年)以来の友好都市の関係にあり、今回の公演は、友好都市間の文化交流の一環として行います。ネべリスクの生徒の皆さんには、日頃の文化活動の成果を発表する場としていただき、さらには普段あまり訪れることのない稚内にて、見聞を広げていただくことを目的としている他方、彼らの演奏を稚内の皆さんに広く親しんでいただくこともその目的としています。

<ネベリスク市児童生徒芸術学校 弦楽芸術アンサンブル(ネべリスク・アンサンブル)>とは…

ネべリスクでは、地区内の青少年育成の一環として、文化活動を行う”芸術学校”という活動を続けてきた長い経過があります。彼らの活動は、日本で言うクラブ活動と似たようなもので、音楽部門や舞踏部門、美術部門などの部門があり、中には、オーケストラ団員の演奏家などとして成功していく生徒もいるそうです。その中の音楽部門である彼ら<ネべリスク・アンサンブル>の活動は、1980年代にさかのぼる伝統を有しており、ロシア国内各地のコンクールでは好成績を収めることが多々あり、国外の”青少年音楽祭”というような催しにも積極的に参加しているそうです。

彼らの演奏スタイル

彼らの演奏は、生徒十数人がバイオリンを手に横並びし、ピアノの伴奏とともに演奏するというもので、意外ではあるかもしれませんが、かなり迫力があるものです。いくつかの曲では、ソロパートもあり何人かのメンバーが一歩前に出て演奏を披露する場面もあります。演奏する曲目は、ロシア国内外の民謡やクラシック、その他スタンダードな映画音楽等が取り上げられており、聞き覚えのあるメロディーも多くあるはずです。彼らの独特なスタイルでの生の演奏は、初めての方にとってはかなり新鮮なはずですので、きっと楽しんでいただけると思います。是非多くの方にご来場いただければと思います。

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