サハリン州見聞録【食べ物編】(2015年9月3~8日)
9月4日~6日の日程で、サハリン州ユジノサハリンスク市内の大型商業施設において開催された「ユジノサハリンスク道北物産展2015」事業のため、9月3日~8日までの6日間でサハリン州に行ってきました。
物産展自体に関することについては、当課ホームページの別ページにてご紹介しておりますが、ここでは、この6日間の活動を通して、見聞きしたことについてご紹介したいと思います。
ご紹介したいことが多々あるため、項目ごとのご紹介とさせていただきます。
このページでは、【食べ物編】と題しまして、6日間の中でいただいた、ロシアの代表的な料理について、印象的なものをご紹介したいと思います。
ボルシチ
ロシア料理として、日本で一番有名なものといえば、ボルシチかピロシキかだと思うのですが、そのうちボルシチをいただく機会がありましたのでご紹介します。
一口にボルシチといっても、作られる各地において様々なバリエーションがあるそうですが、私がいただいたものは、ボルシチならではの、赤カブの色素から来る深紅のスープに、玉ねぎなどの野菜や短冊切りにした牛肉などが入ったものでした。
また、これと一緒にサワークリームが付いて来たのですが、おなかを下しやすい方には勧めませんと言われました。
しかし、これを入れて食べることにより、酸味とコクが増し、おいしくいただくことができました。
シャシリク
これもロシアの代表的な料理の一つだと思うのですが、ある人がこれを、傘骨に刺さった串焼きと言っていたほどに、大きな串料理でした。
この料理に使われる具材は、ブロックの豚肉、玉ねぎ、ズッキーニ、パプリカなどです。
サハリンでいただけるシャシリクの多くは、割と硬めな豚肉が使われいることが多いのですが、ユジノサハリンスク市内のスタリッツァという商業施設の3階にある「ビロクラート」という店でいただいたシャシリクには、柔らかい豚肉が使われており、おいしくいただくことができました。
写真からも分かるように、かなり大きな串に刺さっているため、専用の道具に吊るされて出てきたのですが、その食べ方もユニークで、串を吊るしたまま、ナイフとフォークを使って、下から順番に一つずつ具材を外していただきました。
ビーフストロガノフ
これは、左右に分けて盛り付けられた、短冊切りの牛肉とマッシュポテトの上から、クリームソースのようなものがかけられた料理でした。
私はこれを昼食にいただいたのですが、ボリュームたっぷりで、昼食としてはこれだけで十分でした。
また、味も申し分なく、毎日食べても飽きが来ないのではないかと思うくらい、おいしくいただくことができました。
サリャンカ
この料理は、ボルシチに並ぶロシアのスープ料理です。
ボルシチ同様の具材と、独特の塩味が効いたスープに、サワークリームが付いて出てきました。
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