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友好都市少年少女親善交流受入事業(2009年8月)

稚内公園モニュメント前での記念撮影2009(平成21)年8月7日から8月10日の3泊4日で、「友好都市少年少女親善交流」として、ネベリスク市の児童9名(男子2名、女子7名)、引率教員1名が稚内を訪れました。

今回は、永く友好都市交流を継続していることを踏まえ、比較的低年齢で交流体験をすることで、より一層、地域間の理解を深めようという企図の下に計画を練り、稚内国際文化交流協議会が子ども達を招聘しました。

稚内港に到着し、ホテルで旅装を解いた子ども達は、早速“百年記念塔”を訪ねました。夏の陽射しが陰影を作り出している市街や港の様子が眼下に広がり、遠くに利尻富士が見える眺望に目を輝かせていました。『間宮林蔵展』が開催中の記念館では、旺盛な好奇心で、各展示を見学しました。

保育所で園児たちとの交流の様子
ネベリスク地区からコルサコフ港へは、車で3時間から4時間程度を要します。稚内入りした子ども達は、日の出の時間帯辺りから活動しているため、初日は夕食を済ませて早めに休みました。

2日目、子ども達は市内の白樺保育所を訪ね、園児達との交流を楽しみました。保育所では,5歳から6歳の年長組の子ども達がネベリスクの子ども達を迎えました。

保育所ではお互いの自己紹介の後、園児達のお遊戯、ネベリスクの子ども達による歌と互いに披露し、日本の遊び、ロシアの遊びを一緒に楽しみました。天候に恵まれたことから、戸外でシャボン玉も楽しみました。互いに言葉は通じませんが、子ども達は仲良く遊んで気持を通じ合わせていました。

午後からは「日本文化の体験」ということで、稚内市文化協会の御協力を頂き、茶道を体験しました。日本に茶道というものが在ると、聞いたことはあっても、実際に見るのは初めてという子ども達ばかりです。独特な作法や、若干苦い茶の味に当初は困惑気味な様子ながらも、指導を受けて真剣に茶を点てていました。子ども達には得難い体験となっていたようです。
茶道体験の様子(8月8日)
宗谷ふれあい公園での様子(8月9日)
3日目は『市民歩こう会』に参加しました。多少強めな陽射しのため、残念ながら“完歩”は出来ませんでしたが、昼食のジンギスカンで参加者の皆さんと触れ合いました。
この日は“少年自然の家”で合宿を行っていた、ロシア語を学ぶ札幌の大学生との交流会を催しました。ゲームをしたり、花火をしながら、愉しいひと時を過ごしました。
札幌の大学生との椅子取りゲームの様子(8月9日)
ターミナルでの子ども達の様子、帰国の途へ(8月10日)
帰国のフェリーが出発する前、ターミナルに在った旅客向けの案内地図やリーフレットを広げ、「ここに行ったね」と互いに話し合う様子が見受けられました。家族や友達への土産話のタネに、それらを持ち帰ろうとする子も居ましたが、「全部確り覚えたから要らないや…」と敢えてそうしたものを持ち帰ろうとしない子も居ました。いずれにしても、子ども達は沢山の思い出を抱えて、帰国の途に就きました。

お問い合わせ先

企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)

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