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10月13日(金)から10月15日(日)の3日間にわたり、ユジノサハリンスク市内の大型商業施設「シティーモール」にて『ユジノサハリンスク道北物産展2017』を開催しました。
この「道北物産展」は、道北地域とサハリンとの人・物の交流拡大と地域間交流の推進、道北地域の産物の海外への販路拡大等を目的に、2013(平成25)年から開始された道北9市(旭川市、留萌市、紋別市、士別市、名寄市、富良野市、深川市、芦別市、稚内市)で構成する「サハリン経済交流促進協議会」による取組です。
今回(今年)で5回目を迎えるということもあり、ユジノサハリンスク市民等の間では、「秋の恒例行事」として定着している感があります。
今回は、6市から、前年並みの58品目が出展されました。これらの商品は、「稚内・コルサコフ定期航路利用促進協議会」による貨物船チャーター事業で運航された貨物船(10月7日稚内港出港)を利用して輸送(輸出)されました。
10月13日(金)午前10時の開始とともに、大勢の来場者が各ブースへと詰めかけました。金曜日の午前中ということもあり、例年の状況から、それほど多くの来場を想定していませんでしたが、皆さん、この催しを楽しみにしてくれていたようで、さっそく北海道のおいしい農産物など「お目当ての品」を求める姿があちらこちらで見られました。
各市の販売ブースでは、いろいろと工夫を凝らした展示や試食などが行われ、稚内市のブースでも「商品を使ったレシピ」や「商品の使い方」を見やすくボード等で説明するなど、販売商品の利用方法を紹介、提案するような工夫をしました。それらを参考に商品を手に取る姿も多く見られました。
商品によっては、日ごとに在庫数を調整しながらの販売となりました。3日目(日曜日)の午前中には、「完売」も目立つようになり、大盛況のうちに物産展は終了となりました。
各市が出展した商品の一部について、シティーモール内に店を構えるスーパーマーケットチェーン等が仕入れを希望するなど、意欲のある事業者にとっては好ましい、継続的な取引へつながる動きも見られました。
都合により、ゴールド賞のアナスタシア・ポタポワさんは来場できませんでしたが、後日、サハリン事務所を通じて、表彰状や記念品等一式をお渡ししました。
ゴールド賞受賞者
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