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稚内市では、稚内港とサハリンとを結ぶ輸送手段の確立、その活性化を図っていこうと貨物船をチャーターし、サハリン向けの輸出貨物の輸送を試行しています。
昨年、<ユジノサハリンスク道北物産展>への出展品を輸出する際に貨物船のチャーターを行ったことがこの事業の契機となっています。今年は6月14日に稚内港からコルサコフ港へ向かう便を最初に、秋の<ユジノサハリンスク道北物産展>への出展品の輸出、その少し後の時季に至るまで、計5回のチャーター貨物船を運航する計画です。
6月14日、やや風が強い中、前夜にコルサコフ港を発った<SAKHISLAND>(サフアイランド)号が稚内港に入港しました。稚内・コルサコフ間の旅客輸送を行う<ペンギン33>の発着にも利用されている、中央埠頭の国際旅客ターミナル前に接岸しました。
今回は建築資材や食品類など、30立方メートル、約9トンの貨物がクレーンで積み込まれました。建築資材の中には、稚内市内の業者が手掛けた建具が含まれるとのことです。
この貨物船チャーター事業に関しては、日本国内の他、サハリンでも運航が行われることの周知を行っているところです。今後も、利用の拡大に期待したいところです。
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