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7月11日から7月14日の日程でサハリンを訪ねた稚内代表団は、7月13日にネベリスク市を訪ね、<第10回 友好都市経済交流促進会議>に臨みました。その会議の終了後、『ネベリスク・稚内友好都市45年記念コンサート<友好と協力の45年>』にお招き頂きました。
ネベリスクの<G.I.ネベリスコイ記念 文化センター>のホールは、多くのネベリスク市民や、サハリンの青年団体の催しでネベリスクを訪れていた若者達であふれ、そうした中で「友好都市45年記念式」が行われ、ネベリスク地区の児童生徒から大人までの歌や楽器演奏や舞踏が披露されました。
この催事に合わせ、ネベリスクでは<友好と協力の45年>というテーマソングを用意して、ステージで披露していました。
こういう歌詞ですが…
Мы говорим с тобой на разных языках,
но дружба нами бережно хранима
А в дружбе не нуждаются в словах
Два города, два добрых побратима!
На крыльях птиц летят из края в край
Друг другу поздравленья и приветы
Два города – два сердца Невельск – Вакканай
Навечно дружбой братскою согреты!
それの翻訳です。
互いに異なる言葉を話す私達
でも友情は大切に守られている
友情に言葉は無用だ
二つの街の親友達
翼を広げた鳥がどこへでも飛んで行くように
いつでも互いを祝福し、挨拶を交わす
二つの街、二つの心 ネベリスク 稚内
熱い契りを永遠に
催しは、この歌詞の朗読で幕を開けました。
「友好都市45年記念式」では、稚内市在住の書家、中本青岳氏の作品で“絆”という字の額をネベリスク市に贈りました。1972年と45年も遡った時期に始まった“絆”は何世代にも亘って受け継がれて現在に至っていますが、これを更に永く受け継ぐことを約すという意味を込めたのでした。
友好都市45年を記念して、幾つかの取組があります。
「ネベリスクで稚内の児童生徒の画を、稚内でネベリスクの児童生徒の画を展示」という<友好都市45年記念 児童生徒絵画交流展>の展示用作品を両市長が交換しました。
(<友好都市45年記念 児童生徒絵画交流展>の稚内開催に関しては、準備が整い次第お知らせします。)
そして稚内の工藤市長は、もう一つネベリスク市民の皆さんに報告しました。ネベリスクでは、毎年“野焼き”のフェスティバルを盛大に開催しています。今年は7月28日に予定されていますが、友好都市45年を記念して、稚内国際文化交流協議会の岡谷会長を代表として派遣することに加え、ネベリスクと同日の同時刻に稚内でも“野焼き”を催行することになったのです。
ネベリスクでは、代表団が訪ねるような場面でコンサートを催して迎えて頂く場面が見受けられるのですが、何時もレベルの高さに驚きます。実は友好都市45年を記念した取組として、ネベリスク地区児童生徒芸術学校の生徒一行を8月後半に稚内にお招きし、公演を行う計画もあります。
(こちらも、準備が整い次第お知らせします。)
現在では、サハリンは北海道内から直接渡航が可能ですが、それが出来なかった時代から育まれた交流です。これからも大切にしたいものです。
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