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ブズモーリエ(2006年5月)

雪が少し残っていた山の様子 5月下旬の週末、休みを利用してブズモーリエまで足を運びました。山には雪が少し残っていました。

 ブズモーリエは、州都のユジノサハリンスクから車で2時間、北へ100キロメートルのオホーツク海に面した町です。

 昔は白浦(しらうら)と呼ばれており、炭鉱があった面影を残していて、海岸近くでは、炭鉱の崩れ落ちた形跡や石炭が数多く転がっていました。

 ここは、オホーツク海に面していることもあって、冬はタラバガニ、花咲ガニが採れることで有名で、数多くの露店が並んでおり、ユジノサハリンスクからも多くの人達が新鮮なカニを手に入れるために訪れる所です。夏場は、昆布、わかめ、ほたて、うになどが採れ、訪れたときはさくらますの漁を行うための準備に大童でした。

 海岸近くの山の中腹には、旧白浦神社の鳥居がぽつんとたたずんでおりました。

 昔は炭鉱と漁業で栄え、たくさんの日本人が住んでいたようですが、現在は、漁期の時に漁業者が住んでいるような小屋が見受けられ、閑散とした様子でした。

オホーツク海岸の写真
(オホーツク海岸)

 日本時代に建設されたという護岸は崩れかかっていました。

旧白浦神社鳥居の写真
(旧白浦神社鳥居)

 鳥居には「皇紀2600年記念」と刻まれています。1940年に建てられたと思われます。

山の中腹にある小屋と日本の鉄道車両の写真
(日本の鉄道車両)

 山の中腹に、漁業者の皆さんが網を保管していたり、バーニャ(サウナ)を設けて利用している小屋がありました。その脇に何故か日本の鉄道車両が置かれていました。車両をよく見たところ、昭和39年製の気動車(ディーゼルカー)で「JR東日本」と書かれていました。

お問い合わせ先

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稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)

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