稚内市在宅医療・介護連携推進事業
稚内市在宅医療・介護連携推進事業について
稚内市在宅医療・介護連携推進事業は、医療と介護の両方のサービスを必要とする高齢者等が「住み慣れた家(地域)で療養したい」「最期には家族とともに過ごしたい」といった希望に沿い、状態に応じた自分らしい生活が実現できるよう、医療機関と介護サービス事業所などの連携を推進していく事業です。
「在宅医療」「在宅介護」とは
「入院での治療が終わって退院が決まったけど、通院が出来ない。」「寝て過ごすことが多く、床ずれが出来てきた。お風呂にも入れなくなった。」などの問題に直面した時、多くの方が不安になります。
このように通院が困難になった方などに対し、医師や看護師、薬剤師、リハビリ専門職などの医療者が訪問し、生活の場で提供する医療を「在宅医療」と呼びます。
また、家族が行う介護の他、介護認定を受けてデイサービスを利用し入浴するなど、在宅生活に必要な介護サービスを「在宅介護」といいます。
稚内市における在宅医療・介護連携推進事業の取り組み
地域の医療・介護の資源の把握
地域の医療機関、介護事業所などの協力をいただき、リストを作成し活用しています。また、「
在宅ケアを支える医療と介護の資源リスト(平成29年(2017年)3月発行)」を作成し、地域の医療と介護の関係者間の情報共有を支援しています。
在宅ケアを支える医療と介護の資源リスト(事業所向け)
地域包括支援センターにお問い合わせください。
介護サービス事業所、医療機関の一覧
稚内市在宅医療・介護連携推進検討会(てっぺんの会)における口腔、入退院支援、住民啓発のワーキングチームにて課題の抽出と検討を行っています。
医療・介護関係者の情報共有の支援
平成26年度に市内の居宅介護支援事業所及び小規模多機能型居宅介護事業所のケアマネジャーや、市立稚内病院及び稚内禎心会病院の看護職等の医療職が参加する、当時の地域ケア会議医療介護連携部会において共通の連携ツールを整備し、地域の医療と介護の関係者間の情報共有を支援しています。
在宅療養についての相談窓口を設置しております。
- 医療・介護関係者からの相談受付
- 患者さんや利用者、またはご家族からの相談受付
地域の在宅医療と介護関係者の連携の推進やスキルアップのために、多職種研修会を開催しております。
在宅医療や介護に関する講演会の開催(市民講座)やイベントにおいて、在宅療養に関するパネル展示や相談コーナー開設などを行っています。また、在宅療養パンフレットの作成・配布などにより、住民に対して在宅医療・介護連携の理解を促進する取り組みを行っております。
切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築
基幹病院と在宅療養支援診療所の定例のケースカンファレンスが行われています。また、入退院時に必要な連絡調整を円滑に行うために、前段で記載の情報共有ツールを整備し活用しています。
在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携
宗谷総合振興局、保健所の協力を得ながら管内地域包括支援センター連絡会において、基幹病院や専門病院等との連携について稚内市の現状を報告し、市で作成した情報共有ツールを広域である宗谷管内市町村における共通ツールの取り組みへと進んでいます。
生活福祉部長寿あんしん課(地域包括支援センター)
稚内市中央4丁目16番2号(稚内市保健福祉センター内)
包括支援グループ、庶務・認定グループ 0162-23-8585
メールでの問い合わせはこちら
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