定住自立圏構想
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更新日:2025年2月10日
定住自立圏構想とは
現在、日本では少子化・高齢化が急速に進行しており、今後は三大都市圏においても地方圏においても人口が減少し、過密なき過疎の時代が来ると言われています。特に地方では、単独の自治体では安心して定住するために必要な生活機能をフルセットで揃えられないという事態が想定されます。
定住自立圏構想は、複数の市町村が互いに役割を分担して連携することにより、「定住」のために必要な生活機能を、単体の市町村ではなく総体として確保するとともに、「自立」のための経済基盤や地域の誇りを培い、全体として魅力あふれる地域(定住自立圏)を形成していくことを目的としています。
定住自立圏構想の仕組みや、全国での取組状況について詳しく知りたい方は、こちらの総務省「定住自立圏構想」のページをご覧ください。
宗谷定住自立圏を形成する市町村
【注意】- カントリーサインは、北海道開発局建設部道路維持課より使用許諾を得て掲載しています。
- 人口、世帯数、面積については「平成17年(2005年)国勢調査」及び「平成17年全国都道府県市区町村別面積調(国土交通省国土地理院)」に基づいています。
- 枝幸町の数値は、合併前の旧枝幸町と旧歌登町の合計となっています。
- 宗谷定住自立圏に関する取組経過PDF(157.07 KB)
中心市宣言
生活に必要な都市機能について既に一定の集積があり、周辺市町村の住民もその機能を活用しているような都市(中心市:全国243市、うち道内13市)が、周辺にある市町村と地域全体における人口定住のために連携しようとする際に、中心的な役割を担う意思を有すること等を明らかにするため、「中心市宣言書」を作成し、公表する。平成21年(2009年)11月から周辺9町村との間で構成する宗谷定住自立圏形成検討会議において連携可能な取組についての協議を進め、平成22年(2010年)3月2日、稚内市議会3月定例会で市長が「中心市宣言」を行いました。
- 中心市宣言書PDF(358.79 KB)
定住自立圏形成協定
連携意思のある中心市と周辺町村が、3つの視点ごとに、詳細な取組内容や負担の分担等の具体的事項についての協議を行い、議会の議決を経た後、中心市と個々の町村との間に「定住自立圏形成協定」を締結する。中心市と周辺町村との間で、連携する項目等について検討・協議し、とりまとめた協定書素案に対するパブリックコメントの実施を経て、平成23年(2011年)1月20日に9つの周辺町村と「定住自立圏形成協定」を締結し、「宗谷定住自立圏」を形成しました。
定住自立圏の形成に関する協定書
- 猿払村との協定書PDF(348.62 KB)
- 浜頓別町との協定書PDF(307.14 KB)
- 中頓別町との協定書PDF(317.49 KB)
- 枝幸町との協定書PDF(321.97 KB)
- 豊富町との協定書PDF(362.18 KB)
- 礼文町との協定書PDF(340.48 KB)
- 利尻町との協定書PDF(350.96 KB)
- 利尻富士町との協定書PDF(335.71 KB)
- 幌延町との協定書PDF(324.95 KB)
経過
共生ビジョン
中心市は、定住自立圏の将来像や具体的取組等について周辺市町村と協議・検討し、また、関係者の意見を幅広く反映させるため、連携する分野の関係者等で構成される共生ビジョン懇談会の意見を聴きながら、「定住自立圏共生ビジョン」を策定する。定住自立圏形成協定に基づき連携する事業を周辺町村と協議して取りまとめ、宗谷定住自立圏共生ビジョン懇談会及びパブリックコメントにおける意見を反映させながら、平成23(2011年)年5月に「宗谷定住自立圏共生ビジョン」を策定、平成28年(2016年)10月に「第2期宗谷定住自立圏共生ビジョン」、令和3年(2021年)3月に「第3期宗谷定住自立圏共生ビジョン」を策定しました。
- 第3期宗谷定住自立圏共生ビジョンPDF(2.14 MB)
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