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祈りの塔

 昭和58年(1983)9月1日未明、世界を震撼させた”大韓航空機撃墜事件”が眼前のサハリン西海域で起きました。
 「祈りの塔」は2周忌にあたる昭和60年(1985)9月1日に、遭難者の慰霊と世界の恒久平和を願い、遺族会の資金と、稚内市をはじめとする全国からの浄財をもとに、サハリンを臨む宗谷岬の高台に建立されたものです。
 塔は、「鶴が大きく羽を広げ、天空に首を持ち上げる姿」をしており、事件の真相と真の平和を鶴のように首を長くしてねがいを求める様子を表しており、19.83mある塔の高さは事故発生の年を、16枚の羽は遭難者の母国を、269枚の白御影石は遭難者の数を表しております。
 塔の周辺には地域のみなさんが世界平和の願いを込めて植栽しているアルメリア花壇があります。

  祈りの塔のある宗谷岬公園は「思わずやってみたくなる!稚内の楽しみ方50(wow50)」でも紹介しています。

碑文

 愛と誓いを捧げる
 あなたたちの生きる喜びを一瞬のうちに奪いさったものたちは、いま全世界の人々から糾弾されています。
 事件の真相はかならず近い将来にあきらかにされるでしょう
 わたしたちは あなたたちの犠牲を決して無駄にはさせません
 わたしたちは 生命の尊さと武力のおろかさをひろく世界の人々に訴えていくことを誓います
 愛しい人たちよ
 安らかにお眠りください

 1985年9月1日建立日本大韓航空機事故遺族会

基本情報
・住所 稚内市宗谷岬
・料金 無料
・アクセス
JR稚内駅からバス「天北宗谷岬線」で約50分「宗谷岬」下車
JR稚内駅から車で約40分
・駐車場 有り
・その他 冬期間閉鎖する箇所あり

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