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平成28年 第1回定例会(3月) 一般行政報告

一般行政報告

平成28年第1回定例会(3月)

《 目次 》
平成28年 第1回稚内市議会定例会の開催にあたり、5項目につきまして一般行政報告をいたします。

1点目は、「上勇知小中学校の閉校について」です。
稚内市立上勇知小中学校は、大正4年に、上勇知教育所として開設して以来、100年の歴史をもち、地域に根差した教育を展開してきました。
これまでに卒業生は、小学生1,163人、中学生634人を数え、多くの優秀な人材を育成、輩出しています。
過去(昭和15年)には、小学生が155人に及んだ時期もありましたが、その後の人口減少や少子化の影響などもあり、今年度は小学生が4人、中学生3人が在籍するのみとなりました。
そうした中、昨年12月に、校区の町内会とPTAから、「今後も児童・生徒数の増加が見込めないこと」、「
学校教育の目的の一つである、社会性の育成や、集団を通して、一人ひとりの児童・生徒の自主性を育むことが困難な状況であること」などの理由から、「学校閉校に関する要望書」が市に提出されたところです。
この要望を受け、教育委員会の意見も踏まえながら、十分に検討した結果、地域や保護者の思いも尊重させていただき、今月末をもって閉校することとしたところです。
閉校後は、それぞれ稚内南小学校や稚内南中学校、潮見が丘中学校へ通学することとなっており、上勇知からは、スクールバスの運行により、通学に支障が出ないよう進めていきます。

第2点目は、「水道部風力発電施設の再稼動について」です。
一昨年11月に、ブレード脱落事故を起こしました、水道部風力発電施設につきましては、同年11月に原因及び対応策の検討を目的として、外部の有識者による事故調査委員会を設置し、昨年7月中旬、同委員会から報告書が提出されています。
その後、7月下旬に、経済産業省に対して、事故報告書を提出し、昨年9月の市議会定例会に、再稼働へ向けた修繕のための補正予算を計上し、議決をいただきました。
議決後の10月6日に、これまで、機器の保守をお願いしている、株式会社桜井電業所との間で、事故を起こした1号機は12月21日、その他の2号機、3号機につきましては、それぞれ11月16日、11月30日を完了予定とする修繕契約を締結し、2号機ならびに3号機につきましては、予定どおり修理を完了し、既に再稼働しております。
一方、1号機につきましては、修理の途中において、新たにギアボックス(増速機)や、交換ブレードに不具合が発見されたことから、これらの修理や取替に時間を要しましたが、先月29日に全ての修理を完了し、再稼働いたしました。
市民の皆様には、1号機の再稼動に遅れが生じ、ご心配をおかけしましたことに、改めてお詫び申し上げますとともに、今後の運用に当たっては、定期的な超音波検査の実施などにより、従来以上に安全を確保してまいります。

第3点目は、「冬季イベントの開催状況について」です。
本市の冬季イベントについては、最北の地で、市民や観光客の皆さんに、雪に親しみ、冬を楽しんでもらおうと、多くの関係者が協力し、様々な企画を行っていますが、先月13日からの、「わっかない氷雪の広場」は、北防波堤ドーム公園を会場に、今年はスノーモビルショーなどの、新たなアトラクションも追加され、北国の冬を、子どもから大人まで楽しむイベントして、本年も開催されたところです。
実行委員会をはじめ、稚内青年会議所の皆さん、会場設営にご協力いただいた自衛隊の皆さん、雪像を制作していただいた市民の皆さんに、改めてお礼申し上げます。
ご案内のとおり、今回は、初日は異常な暖気で、多くの市民雪像が溶けるなどのアクシデントが発生し、また、2日目は、暴風雪により、開催中止となるなど、来場者数は、初日の約4千人に留まりました。
屋外でのイベントは夏であれ、冬であれ、天候に左右されることは避けられませんが、この「わっかない氷雪の広場」は、市民が作り上げる冬のイベントとして、確実に定着しており、今年は残念な結果でしたが、来年以降も一層の賑わいを期待しているところです。
また、先月27日、28日の第33回全国犬ぞり稚内大会については、今年から、会場を大沼特設会場へ変更し開催され、2日間で1万5百人が来場し、今年も全国からの参加者が、数多くの熱いレースを展開し、会場を訪れた多くの市民、観光客を魅了しました。
レースに加え、犬ぞり体験や、わんわんダッシュなどの参加型イベントや、冬の稚内観光物産まつりも合わせて開催されており、「見る・体験する・食べる」といった、まさに、稚内の冬の掉尾を飾るイベントに成長しました。
なお、今年度は、JR北海道さんが新たなツアー企画として、犬ぞり大会を取り込んでいただくなど、観光客の集客面で、地元の活性化に貢献していただいたところです。
冬の厳しいこの地域ではありますが、市民の皆さんや観光客の皆さんに熱く盛り上がっていただくよう、今後も、
官民が力を合わせて、さらに、それぞれのイベントを成長させていきたいと考えています。

第4点目は、「シンガポールでの観光プロモーションの実施について」です。
先月、25日から28日までの4日間、私と稚内観光物産協会長、さらには、稚内観光協会事務局長や、礼文町の関係者等、総勢6人で、インバウンド観光の拡大や、物産販売の可能性を調査するため、アセアン諸国の中心である、シンガポールを訪れ、現地機関や企業への訪問、旅行博でのPRなど、観光と物産の両面から、様々なプロモーションを行ってまいりました。
本年1月に、北海道の海外事務所としては、4番目に開設された「北海道ASEAN事務所」をはじめ、「日本政府観光局(JNTO)のシンガポール事務所」、さらには、「全日空シンガポール支店」を訪問し、現地における北海道への観光や、物産面での情報をお聞きしましたが、特に観光に関しては、北海道への関心が高いことや、リピーターが多く、今後の道北、あるいは離島への誘客の可能性の大きさを、強く感じることができました。
また、物産に関しましては、現地のショッピングモールで展開されている「どさんこプラザ」や「高島屋」に出向き、販売されている、多くの日本食材に対する評価などを伺い、今後の本市の物産における、展開の可能性等を探ってまいりました。
私にとって、今回、特に印象に残ったのは、最後に訪問した旅行博「トラベルレボリューション2016」であり、この旅行博は、世界各国から20団体、28のブースが様々な企画で出店し、東京・有明にある、東京ビッグサイトほどの広い会場は、歩くことが困難なほどの賑わいを見せていました。
その中で、日本ブースは、北海道から鹿児島まで、全国から多くの団体が出店し、訪日観光情報を得るために訪れた、多くの来場者の活気で満ち溢れていましたし、単に説明を聞くだけでなく、その場で旅行を決めてしまうケースもあちこちで見受けられました。
今回のプロモーションを通し、改めてシンガポールを中心とした、成長著しいアセアンが、観光や物産などの大きな市場であることを痛感しましたし、北海道に住む我々にとって、魅力的な相手であること、さらには、「道北」には大きな可能性があるということを感じました。
実質は2日間という短い時間ではありましたが、今回の経験を今後の観光、物産両面における、本市の施策展開に活かしていきたいと考えています。

5点目は、災害時における、応援に関する協定の締結について」です。
本市では、災害発生時に、本人または、家族の力だけで避難することが難しい方を、地域ぐるみで、避難させるための支援を行う体制づくりに、取り組んでいるところですが、その先駆けとして、先月29日に、本市で初めてとなる、「福祉避難所」の設置運営について、社会福祉法人「稚内市社会福祉事業団」と協定を締結いたしました。
通常の避難所では対応が難しい、高齢者や障がいがある方などを、スムーズに避難させるため、バリアフリー構造で、対応可能なスタッフや、設備を備えた福祉施設を避難所として指定し、安心して避難生活していただくことを目的にしたものであります。この「福祉避難所」につきましては、今後も関係者の協力を得て、個所を増やしていく取り組みを、進めていきたいと考えています。
このほか、本市では災害時に、様々な企業・団体と応援協定を締結しており、物資供給の分野において、新たに、本年1月8日、株式会社そうべいさんと「災害時の応急生活物資の供給に関する協定」を締結しております。
この協定は、災害発生時に、そうべいさんが保有する「米」を、必要に応じ、備蓄米として融通していただくものであり、市が単独で備蓄した場合に生じる、賞味期限等の問題を解決するとともに、災害時における、食糧供給の安定化を図ることが可能となります。
今後も、市民の皆さんの安全、安心のため、より万全な体制をとれるよう、関係者と連携し、積極的に取り組んでいきます。

以上5項目について、ご報告申し上げ、私の一般行政報告とさせていただきます。
ありがとうございました。

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