令和元年(2019年)11月8日(広報わっかない11月号から転載)
「ご貢献に感謝」
既にご承知のとおり、本市の8人目の「名誉市民」として、半世紀近く市内で開業し、多くの市民の皆さんの健康や命を守っていただいた「横田愼一先生」を推挙し、9月定例議会で議決をいただきました。
このまちは、お医者さんが少ないのが大きな悩みで、私もことあるごとに国や北海道などにその状況を訴え、改善を要望していますが、全国的には医師数は増えているにも関わらず解消には向かいません。
それには様々な原因がありますが、それはさておいて、横田先生は勤務医から始まり、開業医として長くこのまちで暮らされ、先日の記者会見のときには、「このまちの皆さんに支えられてきたことに感謝している」とお話されていました。
今、私たちが取り組んでいる「地域医療を考える稚内市民会議」でも、稚内の医療を守るために、恨みつらみをぶつけ合うのではなく、お互いに支え合い、理解し合うことが一番大切なことであり、そのようなまちづくりが、後から来られる先生にも魅力を感じていただけるのではないか、そんな思いで、先生に感謝の気持ちを伝えたり、子どもたちにお医者さんという職業の魅力を学んでもらったりと様々な取り組みを進めています。
もちろん、今年もこれまで幅広くこのまちの発展を支えていただいた皆さんを、市政功労者、功績者等として讃え、市民みんなでそのご功績に感謝を申し上げます。これら多くの皆さんのご貢献があってこそこのまちは発展を続けることができると思っています。
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