貨物船チャーター事業:<SAKHISLAND>(サフアイランド)号出航(2019.12.07)
稚内とサハリンとの間での貨物輸送の経路確立や貨物輸送の拡大を目指し、「貨物船チャーター事業」を2016年以来実施しています。
今年度は<SAKHISLAND>(サフアイランド)号をチャーターしています。12月7日、今年度3回目の運航に向けて船は稚内港に入りました。
中央ふ頭に着いた<SAKHISLAND>(サフアイランド)号は、サハリンへ輸出する貨物を積み込み、コルサコフ港へ向かいます。
中央ふ頭に荷役作業用のクレーンが持ち込まれ、順次積込を行います。
サハリンへ輸出する建材が船の周りに集められ始めました。
今回は建材や食品等、概ね50トンの貨物が積み込まれます。
このうち食品の一部を、船倉内にコンテナを据え中に詰め込み、コルサコフ到着後はコンテナをそのまま荷揚げします。
下ろす時に作業がしやすい位置へ、持ち込んだコンテナを動かす作業をしている様子です。
輸出に必要な植物防疫、通関の手続を済ませて船に積み込むばかりとなっていた食品が、倉庫から船の周りに運び出されました。
フォークリフトで運んでいる“パレット”で、概ね1トン程度になるということです。
食品はクレーンで順次船倉に下ろされ、据えられたコンテナに詰め込まれました。
この日は、気温が下がる傾向であった中で、冷たい強風が時折吹き抜ける厳しい寒さの中でしたが、荷役作業は順調に進められました。
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