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サハリン課で実施された「稚内大谷高校 職場体験(インターンシップ)」(2014年8月27日~29日)

インターンの市内視察の様子を、別な部署のインターンが取材しているという様子稚内大谷高校では、稚内市内の事業所等で「職場体験(インターンシップ)」を実施し、稚内市役所ではその中の5名を迎え、中1名がサハリン課で「職場体験(インターンシップ)」をしました。

今回は「サハリン課にやって来たインターンを、広報グループにやって来たインターンが取材し、インターンを取材しているインターンの様子を広報グループの担当者が取材し、その様子をサハリン課の担当者が写真に収め」という“入れ子”のロシア土産である“マトリョーシカ”のような不思議な状況も発生していました。

サハリン課へやって来た高校2年生は、少し緊張しながらも、なかなかに盛り沢山な活動を行い、あっという間に予定の3日間が過ぎてしまったと感じたようです。

今回の体験を本人に綴っていただきましたので、紹介します。

職場体験(インターンシップ)感想

サハリンでの物産展に向けて輸出手続きを行う物を保税倉庫へ運んでいる様子僕は、今回インターンシップでサハリン課を希望しました。
なぜ僕がサハリン課を希望したかと言うと、前に青少年交流事業でサハリンへ研修に行きました。
その時に言語の違いなどとても大変でしたが、片言のロシア語で交流をし、良い体験をする事ができ、その後サハリンが好きになりました。
そこでサハリン課ではどのような仕事をしているのか興味を持ち、色々な職種の中から市役所のサハリン課を選びました。

インターンシップ初日、僕は緊張していました。まず2時間程お話をしてくださりサハリンについての事、輸出輸入の仕組みについてなどたくさんのお話を聞く事ができ僕にとって、とてもためになるものばかりでした。
次にサハリンで行われる道北物産展に使う食材を輸出するお手伝いをしました。
そこでロシア人にも安全かわかるように、ロシア語でシールを貼らなきゃいけないとわかりました。
たしかに僕がサハリンに行った時、日本製の物にはちゃんとシールが貼ってあったのを思い出しました。
それと関税などがかかり100円の物が3倍の300円になる、プラス業者などが儲けるにはさらに値段を上げなければならないと初めて輸出の仕組みがわかりました。
こうゆう事は学校で教えてはくれないので良い勉強になりました。
次に銀行に行き日本円をロシアの通貨ルーブルにかえる所を見ました。

初日はこのような仕事を体験しました。
初日ということもあったので僕は緊張して自分から積極的に動けなかったのが反省点です。

市内視察で稚内副港市場を訪ねている様子インターンシップ2日目、この日は朝から外に出てサハリンに関係ある場所を見学しました。
まず西條裏にある日口友好会館に行きました。
そこは、サハリンの昔の物などが多数展示しており不思議な物ばかりでした。
二階は大きな広間があり、そこで前僕は生け花をやった事もあり、懐かしいなと思いました。
次は天北第二埠頭に行きサハリン広場を視察しました。そこには時計があり、日本時刻とサハリン時刻が刻まれています。日本とサハリンでは2時間の時差があります。
ですが、僕がサハリンに行ったときは夜9時ぐらいになっても稚内と同じぐらい外は明るくて夜という感覚はあまり感じられませんでした。
僕はその時「何でだろう?」と不思議に思いました。
次にバザールと副港市場に行き、食べ物やサハリンの歴史を見ました。
サハリンの歴史では、昔日本が所有していた樺太時代の写真などがたくさんありました。
樺太は戦争後、ロシアの領土になってしまいましたが、現在ではサハリンとしてとても良い国になっています。
その後市役所に戻り、ちょっとした作業をしたり、打ち合わせをして2日目が終了しました。

2日目はだいぶ慣れてきまして、自分なりに精一杯努力したつもりです。
ですが市役所、サハリン課の皆さんには多大なご迷惑をかけたかもしれません。
なのでもっとテキパキとスムーズに仕事ができるように日頃の学校生活から改めて頑張ろうと思いました。

インターンシップ3日目、この日は主にデスクワークを体験させていただきました。
看板作りもやり、難しかったですが無事に完成することができました。
サハリン課での最後の仕事は、この感想文を書くことです。

デスクに向かってパソコンで感想文を執筆中の様子この3日間とても有意義な時間になり、進路を考える事もできて本当に自分のためになりました。
自分の成長にも繋がったと思っています。
将来は公務員として稚内市役所に入りたい。そう思いました!
そのために勉強を頑張りたいです。
また、人としてのマナーや礼儀も学べてよかったです。

最後にインターンシップを受け入れてくださった稚内市役所、またサハリン課の皆さんには本当に感謝の言葉で一杯です。
要領の悪い僕に優しく丁寧に仕事を教えてくださったサハリン課の佐藤課長、三谷さん、中川さん、岩本さん、本当にお世話になりました。

この3日間本当にありがとうございました。

お問い合わせ先

企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)

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