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サハリン友好都市青少年受入事業(2013年8月2日~6日)

 稚内国際文化交流協議会では、稚内市内の高校生と友好都市コルサコフ市の高校生相当年齢の生徒による交流事業を実施しました。
 昨年実施したネベリスク市との交流の例に倣い、今年も参加生徒達がまずサハリンを訪ね、引き続いてサハリンの生徒達を迎えるという方式を採用しています。
 市内各高校から計3名の生徒が参加し、7月22日(月)から3泊4日の日程でサハリンを訪問しました。コルサコフ市内の同年代の生徒がいる各家庭へホームステイした後、8月2日(金)から、今度は各ホームステイ先でお世話になったコルサコフ市内の生徒が稚内を訪問し、稚内の生徒が彼らを受け入れました。

【受入】2013年8月2日~2013年8月6日

8月2日(金)

 コルサコフ港からのフェリーが午後2時頃稚内港へ到着し、コルサコフ市内の生徒3名と引率のルバノワ氏が姿を現しました。コルサコフ市での暖かい歓迎を受けて、稚内市の3名の生徒の間では「どういった場所が喜ぶか」「何をするか」について、彼らなりに事前に考えている様子が伺えました。約1週間ぶりの再会を祝いつつ、夕方からそれぞれのホームステイ先へ向かいました。

フェリーから生徒たちが姿を現した様子

8月3日(土)

 各々がコルサコフ市でお世話になった家庭の生徒たちを受け入れ、この日の朝まで家で一緒に過ごしていました。お互いすでに面識もあり、サハリンで受けた歓待のお返しという思いもあったでしょうから、みんな家族ぐるみで思い思いの歓迎をし、楽しい一晩を過ごしたようです。
 午前中はそれぞれが所属する各高校を見学した後、午後には稚内駅で、ユジノサハリンスク市から招聘中のアンサンブル「ルースキー・テーレム」が演奏する場面に遭遇しました。サハリンから生徒たちにとって「異国」である稚内の地で、彼らの故国の演奏を聴くことなり、稚内とサハリンとの交流の深さを改めて知る機会となったのではないかと思います。
 夕方には、この日から始まった「稚内みなと南極まつり」を見学。「北海てっぺんおどり」のパフォーマンスを楽しみました。

ルースキー・テーレムのみなさんと記念撮影

8月4日(日)

 この日は上勇知地区の「邑陶舎」へ出向き、日本・ロシアの生徒全員で陶芸に挑戦しました。先生の指導を受け、ロクロを用いて粘土を固めていきました。なかなか上手に型をつくることができず、苦労した様子が伺えましたが、悪戦苦闘しながらもなんとか自分たちの「器」を完成することができました。
 夕方には全員で稚内港近辺へ行き、「花火大会」を鑑賞しました。稚内の夏を彩る花火を間近で鑑賞しながら、お互いに語り合ったり写真を撮ったりして一時を過ごしました。

陶芸に挑戦している生徒たちの様子

8月5日(月)

 この日は「生け花」に挑戦しました。みんな初めての経験でしたが、先生が説明しながら見本を見せた後、集中した様子で自分の作品を仕上げていきました。完成した作品を見ると、それぞれの個性が出た素晴らしい出来栄えでした。自分なりのテーマをもって、各々のセンスで花を生けていった結果のようです。
 一日中滞在するのはこの日で最後ということで、午後からは生徒たちが各自で市内を案内して名残を惜しむとともに、稚内での最後の思い出となるよう、お土産を購入したり買物をしたりと、より一層交流を深めたようでした。

生花に挑戦した生徒たちの様子

8月6日(火)

 いよいよコルサコフ市から来た生徒3名と引率1名のみなさんがサハリンへ帰国する日となりました。この日は大勢の日本人とロシア人がフェリー航路を利用したため、ターミナルの中は雑然とした感じでしたが、最後の挨拶を交わした後、フェリーへ乗り込んでいきました。乗船後出港まで数十分の時間がありましたが、稚内とコルサコフの生徒たちは双方とも、フェリーが岸壁を離れて見えなくなるまでお互いに手を振り合っていました。

フェリーから手をふる生徒たちの写真
 今回の事業を通じて、日ロ双方の生徒たちがそれぞれの持つ「若い目」で、稚内とサハリンという隣接する地域の暮らしを実際に体験し、同年代の生徒たちと直に交流することができました。今後は成長した彼らが自分たちの住む街の魅力を再認識するとともに、互いの交流をPRし、顔の見える人と人のつながりを深めていくことを期待しています。

お問い合わせ先

企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)

メールでのお問い合わせはこちら

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