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サハリンの一般家庭の住まい(2010年3月)

集合住宅 サハリンでは、一つの大きな建物に80世帯から150世帯が入居するような集合住宅が一般的です。この建物には3つの入口が在り、世帯数が多い造りの場合は、1つの入口を50世帯が利用します。

 建物は、鉄筋コンクリート製です。外側の入口付近には、大きな灰皿が置かれているほか、ソ連時代の公衆電話が付いたままになっていますが、これは使っていません。

 建物には、管理人や警備員は居ませんが、一部の高級な造りの場合は、四六時中常駐しています。

集合住宅の入口辺りに在るロックのボタン

 建物の出入りですが、管理人や警備員を置かない場合は、入り口に独特の電子ボタン方式の鍵が取り付けられていて、それを操作して出入口を開閉します。中には、4桁の番号で開ける鍵を取り付けられた建物もあります。

 鍵の開閉の回数ですが、建物内の自分の居室に入るためには、建物入口と居室の扉で最低2回の開閉が必要です。が、“ゲート”がさらに設けられている建物もあり、その場合は居室にたどり着くまでに4回ほど開閉を要することもあります。

 建物の入口を入って直ぐの辺りには、郵便受けが並んでおり、“お報せ”の掲示板もあります。

「屋根からの雪や氷の落下に注意! 駐車はしないこと!」の掲示

 建物入口が施錠されるので、鍵を持っていない人(例えば電気や水道の検針員や郵便配達員、連絡紙やコマーシャルのチラシ配布などの人達)は、、建物に入ることができません。このため、外側に付けられたチャイム用の番号を適当に押して開けてもらいます。この番号ですが、例えば15号室なら“15”を押します。

 各戸への新聞配達は、日本でイメージされるような「その日配達」が少ないので、ユジノサハリンスクで一般的なものではありません。というのは、新聞は“郵便”で届くことになっているからです。新聞が出来上がった後、郵便に出されるので、「3日遅れ」で各家庭に届くことになります。

 このためか、「家で○○新聞を取っています」という話は、まず聞きません。通常、新聞は街頭のキオスクで買うことができます。なお、日本では、新聞に商店の売り出しチラシが挟まれ、各戸に配布されていますが、ユジノサハリンスクでは、そういうものを見掛けません。その代わりに、最近では全て広告を掲載した無料の広告新聞が全戸に配布されるようになり、商店の集客合戦が激化してビジネス活況が現実のものとなりつつあります。なお、一般の新聞についてですが、家庭で紙面をじっくり読みこむ機会が少ないためでしょうか、最新の法律や条令改正などの知識についてもやや伝わりにくいのかなという感じがしています。

 建物の入口から入った辺りの掲示板を見ると、「屋根からの落雪に注意」という掲示が在りました。積雪地域では時々見掛ける内容です。今季はユジノサハリンスクでも、落雪で3人が犠牲になったそうです。

集合住宅の出入口辺り

 5階建て以上の集合住宅の場合は、エレベーターが付いています。停電などで動かない時もあるようです。また、高層住宅では“ダストシュート”が付いているのが一般的です。1つのゴミ箱に50世帯の廃棄物が集中しますので、大体、毎日満杯となり、毎日のようにゴミ収集車がやってきます。この収集車は、ロボットアームのような装置がついていて、ごみ箱を持ち上げて中身を収納庫へ入れます。1人で操作できますので“ワンマンカー”です。

 住宅の間取りは、バス・トイレや台所の他に2部屋程度というものが多いようです。住宅内部はドア方式で、スライド式の出入口は見かけません。

 換気扇は、各室毎に設置されていないようです。台所の壁の天井部分に集合換気扇が1つ付いています。今後の都市計画で「全戸ガス化」という構想があるそうですが、その時には壁をくりぬいて換気扇を付けるようです。

お問い合わせ先

建設産業部サハリン課
稚内市中央3丁目13番15号
交流促進グループ 0162-23-6486(直通)

メールでのお問い合わせはこちら

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