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2010年12月24日から12月28日の日程で、アルペンスキー少年団で活動する稚内市内の小学生3名、少年団の指導者1名、事務局1名でサハリン州ユジノサハリンスク市を訪ね、サハリンでアルペンスキーに取組む子ども達との交流を行いました。この事業は、稚内国際文化交流協議会による“スポーツ交流派遣事業”の一環として行われたものです。
残念ながら稚内・コルサコフ間のフェリーが運航されていない期間であるため、一行は新千歳空港・ユジノサハリンスク空港の空路を利用してサハリンを訪ねました。
ユジノサハリンスク市は山に囲まれた地形であるため、冬季に在っては、沿岸部の稚内よりも気温が低い日が多いようです。スキー場に上がると、雪や氷で白くなった市街が拡がる様がよく見えます。ロープウェーはなかなかに速度も速く、快適でしたが、スキー場を開いていない時季にも週末限定で運行していて、市内の眺望が愉しめるそうです。
稚内の子ども達は、ユジノサハリンスクでスキーに取組む子ども達と一緒に、市街を望むゲレンデでシュプールを描きました。
ロシアは2014年に冬季五輪開催を控えていることもあり、青少年のウィンタースポーツには力が入っているように見受けられます。サハリンもそうした例に洩れません。ロシアでは、普通の学校の授業の後に“芸術学校”、“スポーツ学校”というものが開講し、子ども達が各種の活動に励んでいます。スキーに関しても“スポーツ学校”で取上げられており、スキー場周辺にはトレーニング施設も設けられていて、熱心に練習が重ねられているようです。2014年の冬季五輪では「サハリン出身の選手」が登場するのではないかと、少々期待してみたくなります。
今回は小学生による交流ですから、ユジノサハリンスク市内の学校を訪問しました。ユジノサハリンスク市内の学校では、学校毎に力を注ぐ分野を決めて、学校の特色を打ち出しているようですが、訪ねた学校では外国語教育に力を注いでいるとのことで、日本語を選択しているクラスを訪ねました。サハリンの子ども達が日本語による寸劇を披露してくれました。
企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)
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