サハリンの桜(2004年5月)
ラジオの『ズドラーストヴィーチェ!!サハリン事務所』でもお話ししましたが、こちらユジノサハリンスクでも、ようやく桜の花が咲き始めております。冬が長かった分、植物が一気に育つ、街を歩くのが楽しい季節を迎えようとしています。
事務所のロシア人のスタッフに、桜の花について聞いてみたところ、ロシアの人は、花は大好きですが、「桜」については日本人程に執着していないようです。
ロシアの人達が歩き、ロシア語の看板が見えますが、桜の花が咲く様子は心弾みます。
毎朝歩いて通勤していますが、その途中にサハリン州立美術館があります。
その近くの木立がある辺りで、散策を楽しむ親子連れを見掛けました。
「寒の戻り」もありますが、晴れると散策が気持ち良いです。
サハリン州立美術館の建物自体は、サハリンに樺太庁があった時代の、旧北海道拓殖銀行豊原支店です。その入口前に、これまたサハリンと縁のあるロシア人作家「チェーホフ」の像があります。その両脇に小振りではありますが、桜の木がありまして、それがいい感じで咲いています。残念ながら、ここ数日の寒さで、花はしぼんでしまっていますが…。
この場所は、観光ポイントの一つでもある様なので、もしサハリンにいらっしゃる予定がある方は、写真のチェーホフさんとご対面して下さい。
本文ここまで