ユジノサハリンスクの新年(2004年1月)
日本では大晦日の定番テレビ番組などが賑やかに放映されている頃、1時間の時差があるサハリンでは、一足早く新年を迎えます。
日本での新年は除夜の鐘が打ち鳴らされ、“ゆく年くる年”などとテレビでも放映されますが、ロシアではテレビで時報を告げるクレムリンの鐘が鳴る様と、大統領のスピーチがテレビ放映されます。
ロシアはユーラシア大陸の東西に拡がる国で、サハリンと、クレムリンのあるモスクワとは7時間も時差があります。クレムリンの鐘と大統領のスピーチは事前に用意されたもののようで、モスクワで放映されるものと同様のものが、サハリンでは7時間早く見られます…
サハリンでは、新年を迎えると言えば、家族や親しい友人などが集まり、家庭で料理を囲んで、クレムリンの鐘と大統領のスピーチのテレビを見ながら乾杯するのが定番です。街の広場に集まる“カウントダウン”イベントのようなものも催され、若者には人気があるようです。
新年を迎える時期に飾る、クリスマスツリーのような“ヨールカ”は、ロシア正教のクリスマスが祝われる1月7日に合わせて、1月上旬位までは輝いています。
サハリンの気候は道北に似ています。少し内陸になるユジノサハリンスクは、稚内よりも雪が多いのですが、今年については驚く程に雪が少ない状況です。
“勝利広場”(ユジノサハリンスク)(2004年1月1日 撮影)
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