九代目ALT「チ先生」のコーナー

　平成22年（2010年）の8月から平成25年（2013年）の7月まで稚内市で活躍してくれましたチ先生をご紹介します。
　（自己紹介は当時のものを掲載しています。）

自己紹介

　こんにちは、初めまして、私は新しい外国語指導助手のグエン・チと申します。チと呼んで下さい。アメリカのカリフォルニア州のサンフランシスコの近くにあるサンノゼという町から来ました。私はベトナム系アメリカ人です。これからよろしくお願いします。

　私は、大学2年生の時に生物関係を専攻していましたが、日本文化と日本語が好きになり、学科を日本語に変更しました。それと同時に、私は留学生の英会話を手伝っていて、彼らの英語力の成長を見て、自分の日本語も彼らの英語のように成長させたいと思い、日本に留学することを決めました。

　留学する前に、日本語で簡単な会話ができるようになるために、カリフォルニア大学リバーサイド校で3年間日本語の基礎を勉強し、2008年の夏に東京にある国際基督教大学に6週間の短期コースを受け、その後2008年9月から2009年7月まで、茨城県にある筑波大学に通い、日本語と日本文化をよく学びました。

　私は、生まれてから11歳までアメリカのイリノイ州、シカゴ市の近くで育ちました。稚内市の天気は、子供の頃のシカゴの天気を思い出させてくれます。冬は風が涼しく、強くて、雪がたくさん降ると聞きました。それもシカゴと同じですので、楽しみです。

　私は稚内の生徒に、英語の素晴らしさ、面白さを伝えたくて稚内に来ました。大多数の生徒は英会話をやると、失敗したくなくて、恥ずかしがってしまうかもしれません。私も日本語を勉強し始めた頃、恥ずかしかったので、その気持ちはすごく分かります。私は、毎日日本語を間違えますけど、大切なのは一生懸命やろうとする気持ちだと思っています。頑張れば自分の能力が前に進められます。

　私は日本語で自分の気持ちが伝えられると、嬉しくなって、挨拶でも日常単語でも、話してみたくなります。英会話で、同じような気持ちを分かってくれると、生徒たちの世界が広がっていくのではないかと思います。将来的には、英会話能力が役に立つと思いますので、ぜひ、若いうちに全力で英語の勉強を頑張って下さい。