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山火事への注意喚起!

『山火事を 防ぐ行動 君次第』
令和3年(2021年)全道統一標語
稚内市立稚内南小学校 5年 金子 凛桜(かねこ りお)
全道統一標語のポスター画像
例年、3月から5月に山火事が多く発生しています。
この時期は空気が乾燥し、強風が吹く気象条件に加え、山では枯葉や枯れ草が多くなっていることや、山菜取りなどで増える入山者のたき火等により、山火事発生の危険性が高い時期となります。
特に、空気が乾いている日や風が強い日には、たき火や野焼きをしないなど火の取り扱いには十分な注意が必要です。
山火事は一旦発生するとその消火は容易ではなく、一瞬にして貴重な森林を消失するとともに、その回復には長い年月と多くの労力を要することから、予防対策が重要となります。

【林野火災防止のための注意点】

  • 枯れ草等の火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと!
  • たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること!
  • 強風時及び乾燥時は、たき火及び火入れをしないこと!
  • 喫煙は、指定された場所で行い、吸い殻は必ず消すとともに、投げ捨てないこと!
  • 火気を使用する場合は、周囲の可燃物の状況に十分注意するとともに消火用の水等を必ず用意する!
  • 各自のゴミは、指定された場所に捨てるか、持ち帰ること!
  • 火遊びはしないこと!また、させないこと!

令和2年(1月~9月)全国の林野火災発生状況

※日本の国土の67%が山林で占められているため、林野火災発生の危険性が高い国です。
火災発生件数及び死者負傷者数
全火災件数 25,929件
火災死者総数 931件
火災負傷者総数  4,064人
林野火災発生件数及び死者負傷者数
林野火災発生件数 979件
林野火災死者数 4人
林野火災負傷者数 71人

林野火災発生原因内訳

林野火災発生原因内訳
火災発生原因 件数(割合)
(1)たき火 307件(31.4%)
(2)火入れ 174件(17.8%)
(3)放火の疑い 47件(4.8%)
(4)タバコ 44件(4.5%)
(5)マッチ・ライター 29件(3.0%)
(6)放火 24件(2.5%)
(7)焼却炉 19件(1.9%)
(8)火遊び 13件(1.3%)
(9)電灯電話等の配線 7件(0.7%)
(10)取灰 6件(0.6%)
(11)その他  175件(17.9%)
(12)不明・調査中 134件(13.7%)
※発生原因は人為的な原因によるものが多い。(67.1% 上記(1)~(8))

森林は、地球温暖化の主な原因である二酸化炭素を吸収し、生命に必要な酸素を供給する貴重な資源であり、一度消失してしまうと、その回復には長い年月と労力を要することになります。
林野火災の大部分は、皆さん一人ひとりの注意で防ぐことができます。
貴重な人名や財産を火災から守るため、林野での火気の取り扱いには、十分気をつけましょう。

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