子宮頸がんワクチン
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更新日:2025年3月27日
子宮頸がんワクチンについて
子宮頸がんの主たる原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で、日本では年間約1.1万人が子宮頸がんにかかり、約2,900人が亡くなっています。子宮頸がんは子宮の頸部(子宮の出口に近い部分)にできるがんで、若い世代の女性に多く発症するのが特徴です。20歳代から罹患者数が増え始め、30歳代までに年間1,000人の女性が治療で子宮を失い、妊娠ができなくなってしまいます。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の種類によって、全ての子宮頸がんの発症を防ぐことはできませんが、リスクの高いウイルスに対する感染予防効果を示す抗体は少なくとも12年維持される可能性があることがわかっています。
しかし、発症している子宮頸がんや前がん病変をワクチンによって治療することはできませんので、必要時には事前にがん検診を受けて頂き、異常が無い事を確認してからワクチンを接種することをお勧め致します。
※事前に予約が必要です。
一般的な接種スケジュール

シルガード9は、HPV16型と18型に加え、31型、33型、45型、52型、58型の感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
対象年齢・接種回数・予約先・接種時間・料金
対象年齢
10歳〜29歳※30歳以上でご希望の方は医師にご相談下さい
※12歳〜16歳 定期接種
接種回数
1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合:合計2回(1回目から6ヶ月の間隔をあけて2回目)1回目の接種を15歳になってから受ける場合:合計3回(1回目から2ヶ月の間隔をあけて2回目、1回目から6ヶ月の間隔をあけて3回目)
予約先
婦人科診療の新患予約と同様に予約ができます。電話:0162-22-6600(予約専用回線)
平日13時00分~16時30分
接種日・接種時間
毎週火曜日11時00分
料金
1回目:28,930円
2回目以降:26,565円※ワクチンはシルガードのみ接種可能です。