医療安全の取り組み
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更新日:2024年12月6日
医療安全に関する基本的な考え方
医療現場では医療従事者一人ひとりが、「人間は誰でもエラーをおかす」という危機意識を常に持ち、「安全」を意識・確保して業務にあたることが必要と考えます。しかしながら、医療事故は、個人の取り組みや努力のみで防止できるものではなく、組織として予防システムを構築しなければ医療の安全の達成はできません。そのため、全職員がそれぞれの立場から自主的に医療安全の確保に取り組める環境を整え、組織として安全文化を育てるという認識のもと、医療安全を推進していくこととしています。医療安全管理組織図

医療安全管理の主な活動内容
- 医療安全管理定期カンファレンスの開催・運営
- インシデント・医療事故報告集計・対策・評価
- 医療事故報告内容把握、原因分析・対策状況の把握
- 医療安全研修の開催・実施
- 医療安全に関するマニュアルの整備・遵守状況の確認
- 定期的な医療安全管理巡視の実施
- 医療安全の啓発・広報
インシデント・医療事故報告について
当院では、適切かつ安全で質の高い医療を提供するため、医療安全管理上何らかの事象が発生した場合や医療事故が発生した場合、インシデント・医療事故として報告書を提出し、医療安全を確保するためのシステムの改善や教育・研修に役立てています。また、医療の透明性を高め、市民から信頼され、安心して医療が受けられる安全管理体制の向上を図ることを目的として、インシデント・医療事故の発生状況について公表しています。