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日本のてっぺん わっかないへようこそ 最終更新日2006年4月10日 月曜日

地球にやさしいクリーンなエネルギー 〜風力発電〜
稚内市における風力発電導入の取り組みについて

風力発電の写真

■はじめに

21世紀を目前に控え、「地球温暖化」等、地球規模の環境問題が深刻化しています。このまま、気温が上昇し続けると、21世紀末には世界の平均気温が3度上昇、平均海水面も50〜90センチ上昇するといわれています。

温暖化の原因となっているのは二酸化炭素やメタンガス、フロンガスなど温室効果ガスといわれるものです。1997年12月に京都で開催された「地球温暖化防止京都会議(COP3)で、日本は2008年から2012年における温室効果ガスの排出量を1990年を基準として6%削減することを約束しています。

稚内市では、こうした状況を踏まえて、クリーンで地球にやさしいエネルギーの利用を検討してきました。そこで注目したのが「風」です。

年間を通じて風の強い当市でもっとも有効と思われる風力発電を導入することで、当市の地域特性を最大限に生かした新エネルギーの活用を実現させ、日本有数の風力発電サイト実現に向けた第一歩を踏み出しました。

■風車建設までの経過(稚内公園風力発電所)

稚内市は平成7年度に、通産省の外郭団体である新エネルギー・産業技術総合開発機構の「風力開発フィールドテスト事業」の採択を受け、平成7年度・8年度の2ヶ年間、稚内公園内で風況調査を実施しました。

この結果、20メートル地点での年間平均風速が平均7メートル/秒と全国有数の風力発電適地であるとの調査結果が得られたことから、平成10年度に稚内公園に風力発電施設を建設しました。

風力発電施設は平成10年12月から稼働を始めて以来、1時間毎の風向、風速、発電量のデータを採取しています。このNEDOとの共同研究は4年間継続されます。

■稚内公園風力発電施設の仕様

項目 摘要
事業主体 稚内市
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
機種名 デンマーク ベスタス社製
225KW
年間発電量 約65万KW(平成11年度実績・一般家庭の約200世帯分の電力に相当)
発電した電力はレストハウスやゲストハウスなど公園施設へ供給
全体の高さ 46メートル(羽根の直径29メートル、ポールの高さ31.5メートル)
総重量 約30トン
事業費 約1億4000万円(1/2 NEDO負担)
建設時期 平成10年11月完成。12月稼働開始

■稚内公園の風力発電機の特徴

・発電を開始するのは、風速3.5メートルからです。
・風速が25メートル以上になると、安全のため風車は止まり発電を停止します。
・風速が14メートル以上で225KWの発電をします。
・風車の方向が常に風上を向くように自動制御されています。


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