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短い春を迎えるサハリン(2011年4月15日)

ユジノサハリンスクのスキー場 ユジノサハリンスクでは、この冬は雪が少なめだったので雪解けも早く、日中の気温も平年より高めに推移しており、市内はもう春の景色になりつつあります。しかし、夜間は未だ冷え込むため、外出時は「気温に合わせた服装」が必要です。

 市内のスキー場では、まだ雪がたっぷり残っていて、5月中旬までスキーを楽しめるとも聞きます。冬が半年も続くサハリンでは、春が短く、「2週間もない」と言われています。「冬から直ぐに夏がやってくる」ように感じられる位で、6月始めには桜が開花し、その後すぐにバカンスの季節がはじまります。

 3月の東日本大震災に関して、本当に多くのサハリンの人たちが「自分のこと」のように感じていると見受けられ、被災された方達へのお見舞いの手紙や篤志がコルサコフ市、ユジノサハリンスク市、ネベリスク市、そのほか個人の方々からサハリン事務所に届けられています。これについては、深い感謝の気持ちを彼らに伝えると共に、市の部内でも報告し、必要なものは関係機関へ届けたところです。

 一方で「原発事故による放射能汚染の可能性」については、ロシア政府が災害直後に日本への渡航自粛を呼びかけた経過もあって、非常に敏感に感じている方が多いようです。中には「サハリンからモスクワ方面へ脱出しよう」という考えを持つ方もいらっしゃるそうです。こういうことですから、サハリン州政府は“街頭放送”で毎日のように「放射能は、サハリンには影響がないので、安心してください」と案内しています。しかし、状況がなかなか伝わらなかったチェルノヴィリ事故の出来事が影響しているのか、かえって疑いを強めるという現象が見受けられるように思われます。


ユジノサハリンスクの街並み 日本では4月に統一地方選挙が行われます。稚内でも北海道知事と北海道議会議員の選挙が既に行われ、市長と市議会議員の選挙も予定されています。サハリンでも「地方の選挙」というものが在ります。

 例えばユジノサハリンスク市では、市長・市議会議員選挙は4年毎に行われますが、次回は来2012年5月の予定とのことです。

 ユジノサハリンスク市の選挙に関して、来年のことなので流石に立候補予定というような話しは聞いていませんが、これまでの市長選挙では候補者が5人、或いはそれ以上であったと聞いています。

 選挙の立候補者達ですが、各々に顔写真や名前が入った大きな看板を道路沿いに立てたり、各々で演説会を催したり、運動員が戸別訪問を行って投票を呼び掛けるという運動をしています。一方、日本の選挙運動で見掛けられる“辻立ち”、選挙カーが候補者名を連呼して走り回っている様子、複数の候補者が一堂に集まる演説会というようなものは無いようです。

 選挙の際は、予め選挙人名簿に登録されている人達に向けて、投票案内カードが投票日の前に郵送されます。投票日には、学校の体育館のような場所が投票所―稚内では聞かない事例ですが、日本国内の大きな街でも、地元小中学校の体育館が選挙の投票所になっている例は多々在ると思います。―になり、投票をする人達は足を運びます。受付では郵送で受け取っているカード、“国内パスポート”と呼ばれている身分証明書を提示して本人確認が行われ、投票用紙が配布されます。後は投票用紙に記入をして投票し、投票締め切り後に開票が行われ、当選者が確定します。ロシアの選挙では“決選投票”の規定が設けられているなど、日本の規則とは少しだけ異なった面も在るようですが、「投票してから当選者が確定する」までの流れは日本と大差は無いと思われます。

 因みに“選挙公約”ですが、前回のユジノサハリンスク市長選挙で当選した候補者(現市長)のものは「道路を良くします」という内容が主なものであったと聞きます。「盛り沢山」な公約は余り必要無いのかもしれません。


ユジノサハリンスク市内に見受けられるようになった一戸建ての大きな住宅 サハリンでは、ソ連時代には全土から様々な人達が移り住んだ経過を有しています。更に近隣国の労働者を受け入れた歴史も有しており、「多様な生活様式を認めている」という雰囲気も在るように思えます。そうした中で“輸送中継基地”という地位が永年に亘って築かれた側面が在り、近年は物流も活性化しているように見受けられます。こういう状況下、「稚内の企業と取引をしてみたい」というサハリンの企業関係者の皆さんからの相談が時々事務所にも舞い込んで来ます。

 近年は石油の国際取引相場で価格が上昇しており、エネルギー産業が勢いづいていることから、エネルギー関係産業も立地するサハリンに在っては「所得の向上」が見受けられると思います。そのためか自家用車、住宅、更にレジャー船を購入する方も増えているようです。そして日本料理のレストランなど、外食の場も増えているようです。


ユジノサハリンスクの旅行社で見掛けた稚内・コルサコフ航路を利用したツアーの宣伝 最近は、外食の場などサービスの分野で「(サービスの)質的向上」が目指されているようです。派遣技術者の常駐や、食材の仕入れなど、「一過型では無い日本企業との提携」が模索されています。こうしたことが進むと、フェリーが発着する稚内もサハリン関係のビジネスを通じて賑やかになるかもしれません。

お問い合わせ先

建設産業部サハリン課
稚内市中央3丁目13番15号
交流促進グループ 23-6486(直通)

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