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“夏日和”も見受けられるようになった6月(2010年6月18日)

“夏日和”も見受けられるようになった6月のユジノサハリンスク ユジノサハリンスクでは、6月6日以降は「最高気温が20℃以上」という日が続くようになっています。“夏日和”という感です。

 サハリン各地からも“夏日和”となっている便りが届きます。サハリン北部の内陸に在るティモフスコエでは30℃を超えたそうです。「作物の育ちが良くなっている」とも聞きます。

 稚内でもある程度言えることですが、サハリンでも早朝から夜遅くまで日差しが見受けられる“白夜”に近い状態になっています。


“シャシリーク” 稚内でも、そろそろ「戸外でバーベキュー」という様子が見受けられることでしょう。サハリンの人達は、そういう「戸外で過ごす」ということを好む傾向が在ると思います。休日には、家族や友人たちと郊外の“ダーチャ”と呼ばれる家庭菜園などを楽しむために設けた場所へ出かけ、“シャシリーク”と呼ぶ焼肉を食べて楽しみます。

 サハリンで“シャシリーク”と言えば、タレに漬け込んだ豚肉を適当な大きさに切って串にさして炭火で焼くものです。味もにおいも良い料理であると思います。このほか、鳥の手羽先や、トマト、タマネギ、ジャガイモ、リンゴを焼いて食べます。

 戸外で頂くものとしては“ウハ”と呼ぶ、魚のあら汁も人気があります。また「夏らしい料理」として“オクローシュカ”と呼ぶ冷たいスープも挙げておかなければなりません。“クワス”という飲み物を利用して作るものです。カブ、ハム、ゆでたジャガイモ、ゆで卵を刻んでクワスに漬けてオクロップというハーブを載せて食べます。


ショッピングモールのバス 週末などの休日は郊外の戸外で過ごす人が存外多いですが、平日は毎日出勤しなければなりません。ユジノサハリンスクの様子を見ていると、「通勤の足」として自家用車を使う人も多いですが、中心部に駐車場が少なく、街がそれほど大きな規模ではないので、バスか徒歩が主流であるようです。

 バスには大きく2つ在ります。先ず、40人程度が乗車出来る市営バスが在ります。日本国内の街で見掛ける路線バスと似たような大きさです。料金は14ルーブルです。更に個人営業の“マイクロバス”が在ります。これは10人前後が乗車出来るような車両を利用したもので、日本の街では同種のものは余り思い浮かびません。料金は市営バス同様、1回の乗車で14ルーブルです。

 バスの運行経路には経路毎の番号が付いていて、バスの窓にはその番号が表示されています。停留所で待つ利用者は、自分が利用する経路の番号が付いていることを確かめて乗車することになります。ユジノサハリンスクでは、50もの経路が在るそうです。慣れないと「何処へ連れて行かれるのか?」と不安になります。

 通勤時間帯を外れる日中になりますが、市内では定期的に巡回する“無料買い物バス”も見受けられます。資源開発関係の会社が運行させているものや、郊外に出来たショッピングモールが運行しているものが在ります。

 ユジノサハリンスク市内では、タクシーも存外見掛けますが、朝の通勤時間帯に関しては“渋滞”が酷い場合も在るため、余り奨められない状況のようです。


活魚センターの水槽 その他、最近の話題を御紹介します。

 7月中旬にユジノサハリンスク市内に活魚センターがオープン予定です。これは、モスクワへ空輸するために飛行場に近いユジノサハリンスク北部に開設されるもので、鮮魚は殆どがモスクワへ運ばれ高値で取引されているとのことです。

 アイヌ民族文化センターが、ポロナイスク郷土資料館内にオープンしました。パリ大学日本史を研究されているマリヤ・セベーラ教授が協力して設置されたとのことです。ユジノサハリンスクで、このセベーラ教授にお目に掛かる機会も在りました。彼女はモスクワ出身ですが、サハリンのアイヌ民族の研究をライフワークとして続けており、サハリンを何度も訪問しているほか、今回は北海道を訪問して関係者と交流したとのことです。

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