ここからメインメニュー

メインメニューここまで

サイト内共通メニューここまで

ここから本文です。

冬の始まり(2008年11月21日)

日々冬らしさを増すユジノサハリンスク市内(2008年11月19日撮影) ユジノサハリンスク市内も11月に入ってめっきり寒くなりました。10月27日の初雪の後、11月にも何回か雪が降りましたが、降っては溶けてを繰り返しています。11月17日には最低気温がマイナス3℃で、最高気温がプラス5℃でしたが、最近はこんな具合に寒くなってきております。

 稚内では雪の季節が近付くと車はスタッドレスタイヤに交換しています。サハリンでは冬用のタイヤと言えば、スパイクタイヤが主流であるように見受けられます。北海道等日本国内の積雪地域でスタッドレスタイヤが導入された際には、スパイクがアスファルトを削ってしまうということで“防塵規制”が行われた訳ですが、サハリンではそういう規制は未だ無いようです。ユジノサハリンスク市内の車を見る限り、10月20日頃から冬タイヤへ交換した車が見受けられるようになっていましたが、既に粗方交換は終わったようです。

 こちらも年々雪が少なくなっているようです。積雪の深さは60センチメートルもないのではないかと感じます。今年の2月、サハリン北部のノグリキを訪ねてみたことがありました。そのときはポロナイスク辺りから、北上するに連れて雪が少なくなったのを思い出しました。雪の深さは30センチメートルに満たなかったと思います。

 雪が少なくはなっていますが、ユジノサハリンスク市内等は冷え込むため、道路の凍結が激しく、スリップ事故は多発しているようです。そういう状況ですから、スパイクタイヤは欠かせないものなのかもしれません。ユジノサハリンスク市内を走る車の中には、日本から持ち込まれたままの状態なのか、スタッドレスタイヤを装着しているものも見掛けます。それでも主流はスパイクタイヤのようです。このスパイクタイヤのためなのか、春先の道路に舞い上がる埃のすごさには驚いています。

ユジノサハリンスク市内の映画館<オクチャーブリ>(2008年10月22日撮影) 秋以降は芸術系の催しが盛んになる季節です。ユジノサハリンスクでも様々な催しがあります。

 9月には日本の歌舞伎公演、津軽三味線公演がありました。( * サハリンの皆さんに日本の文化を紹介する催事(2008年9月) 参照)それ以降、外国からの公演、あるいはモスクワなどロシア国内他地域の団体等による公演は聞きません。その代わり、市内の愛好者グループによる市民オーケストラ―これはバイオリン、ビオラ、チェロなどの弦楽器が多く木管楽器や金管楽器は少ないオーケストラですが―の恒例の演奏会が中央音楽学校で、またジャズオーケストラによる恒例の演奏会がチェーホフ劇場で開かれ、大勢の市民が楽しんだようです。

 州立美術館も、毎月テーマを変えた展示を行っています。絵画、写真、彫刻など様々なものを見ることが出来ます。

 ユジノサハリンスク市内には4つの映画館があり、毎日映画が上映されています。上映されているのはロシア国内の作品が多いようですが、欧米の作品も上映されて観客で賑わっています。日本で上映される欧米の作品は“字幕”が多いと思いますが、サハリンでは“ロシア語吹替え”が目立つ感じがします。

日々冬らしさを増すユジノサハリンスク市内(2008年11月19日撮影) 北海道内でも、インフルエンザの予防ワクチンというようなことが話題になる時期であると思います。こちらでも予防接種が行われており、その中で値段は割り増しですが、「効き目が確か」といわれるフランス製のワクチンに人気が集まっているようです。
ここまでのところは“暖冬”という傾向のように感じられますが、ユジノサハリンスク市内では冬支度が急ピッチで進んでいるようです。

 各家庭では、バザールでジャガイモ、冬用野菜キノコ、ベリー類などを大量に購入して貯蔵庫に納めたり塩漬け・砂糖漬けにしてビンに入れて貯蔵しています。韓国系ロシア人の家庭では、キムチなどを大きなカメに漬けて土中に埋めています。自家暖房用に、薪や石炭を大量に運び入れる家庭もあります。バザールで並ぶコート類も冬物が主流になり、夏に比べて値段も上がりました。

 この時季になると塩付けの豚の脂肪(*)が大量に出回り、大変に人気が高いようです。売られている場所では行列が出来ています。この脂肪の塩漬けはロシア人がとても好むものですが、高カロリーですので中年以降の方には高栄養のため肥満になりやすいので、ロシアの政府は海藻類や魚も食べるよう奨励しています。この塩付けの豚の脂肪の食べ方は、日本で言えば「タラコ」をご飯に載せて食べるような感覚で、薄く切ったものをパンにはさんだり、そのまま食べたりしています。

 このほか、冷凍したり燻製にした魚類やイクラも大量に売られていて、多くの人達が購入しています。

 酪農や沿岸漁業の一部は未だ活動が続いていますが、屋外で行う農作業や、マス類など魚の溯上の季節は段落しました。

 夏に多かった外国人らのサハリン旅行は殆ど終了し、ユジノサハリンスク市内のホテルは閑散としてきています。ホテルでは結婚式などのパーティが主流になってきました。他方、サハリンでは年末休暇などを利用して飛行機で日本などへ旅行する計画を立てている人も多いようです。そういう事情もあり、サハリン・北海道の空路は、例年にもれず年末には混み合いそうです。


ロシア人に人気がある豚の脂肪*豚の脂肪:写真左側の乳白色の塊です。“サーラ”と呼ばれています。

お問い合わせ先

建設産業部サハリン課
稚内市中央3丁目13番15号
交流促進グループ 23-6486(直通)

メールでのお問い合わせはこちら

本文ここまで

ここからサブメニュー

サブメニューここまで

ここからフッターメニュー