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サハリンの盛夏 (2005年8月19日)

 今年のサハリンは、「10年ぶり…」と言われるほどに暑い夏です。
 先月末、高橋はるみ北海道知事がサハリンを訪れました。高橋知事訪問までは、少しぐずついた天候が続きましたが、訪問と同時に「暑い夏!!」という天候になりました。事務所前の温度計もプラス30℃を超えていることが珍しくありません。在サハリンの日本人の中には、「知事が夏を運んできた…」と言っている人も居る位です。

 日本で「夏の風物詩」といえば、“かき氷”、“すいか”等ですが、当地での風物詩といえば、先ず“クヴァス”です。今の時季は街角のいたるところに“クヴァス”を売る黄色いタンクが出現します。
 “クヴァス”とは聞き慣れないものですが、これは黒パン・砂糖・水・イースト菌で作る健康飲料のような物です。そのまま飲むと、程よい酸味と甘みがあります。個人的には「市販のジュースよりは数百倍美味しい!!」と思います。ロシアの人達は、この“クヴァス”をそのまま飲むだけではなく、“アクローシュカ”という冷製スープの材料にする場合もあるそうです。

 “すいか” に関しては当地でも夏の食べ物とし定着している感じがします。ただし、サハリンで見かける“すいか”は大陸の温かい地域―中央アジアのウズベキスタンなど―から、はるばるたどり着いているとのことです。一昔前は物流も発達しておらず、サハリンで“すいか”にお目にかかれるのは一部のお金持ちだけだった様ですが、現在では当たり前の食べ物になりつつあります。旬のこの時季は値段も安くなることから、「夏の風物詩」の仲間入りをしたようです。

 この時季は季節的に良い時期ということもあり、日本からのサハリンへの訪問者も増えています。市役所の関連では工藤助役がサハリンへ来られ、友好都市など関係機関を訪問した他、企業向けに稚内港のPRを行いました。

 暑い暑いといわれているサハリンの夏ですが、来月の放送時は秋の気配をお届けできるかもしれません。


“クヴァス“の黄色いタンク

 “クヴァス”の黄色いタンクです。

大きな“すいか“

 大きな“すいか”が積まれています。他の果物も、夏の陽射しに映えてカラフルです。

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