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新年を無事に迎えました。(2019.01.18)

年が改まって2019年となりました。

新しい年を迎える12月31日夜から1月1日朝は、ユジノサハリンスクでも「祝い」という雰囲気が溢れると思います。

日本の「初日の出」というような話はあまり聞きません。が、街の広場等に12月31日の夜に多くの人が集まるというのはあります。

『新年まで5分』というような、古くから定番の歌があるようで、広場では午後11時55分頃になるとその歌が大ボリュームで流れます。そして12時になると、「クレムリンの鐘の音」の時報で、後は新年をテーマにしたポップス等が大ボリュームで鳴っている中、広場の「ロシア流なクリスマスツリー」である“ヨールカ”の周辺で花火が上がります。花火は方々で上げられ、深夜の2時過ぎまで「どこかで花火」という音が聞こえているような状態です。
クリスマスツリーと花火の写真










1月1日を迎え、レーニン広場で花火が上りました。

戸外の広場に集まるような状況の他、自宅等で過ごすという状況も多いようです。自宅等で過ごす場合には、新年を迎えた時にスパークリングワインで乾杯というのが定番であるようです。

シャンパンの写真







新年を迎えるとスパークリングワインで乾杯というのが定番です。

何となく賑やかに新年を迎えた後は、少し街が静かな「新年休業」の状態になります。
 

冷えている新年

年末年始に、日本国内のニュースをインターネット等で見ると、何やら天候が悪く、交通が乱れたというような話が伝わっていました。ユジノサハリンスク辺りでは、年末年始は穏やかな天候が続いていました。雪も降りましたが、「降った」と言っても「辺りが少し白くなった」というような範囲です。沢山積もったということでもありません。1月16日に至って、少し雪が降り始めて「積雪が増えた?」という感じに「なって行きそう」な様子です。

   ユジノサハリンスクの積雪の様子の写真  





                                            






稚内市サハリン事務所が入っている建物の辺りですが、今季はここまで雪が少なめな状態でした。


12月に「寒さに少し弾み?」と思っていたのですが、1月に入ってから「寒さに勢い?」という感じで、一日の最低気温が「氷点下20℃以下」と、「食品加工会社の冷凍倉庫?」というような次元の気温が見受けられるようになりました。

「氷点下20℃以下」というような中でも、ユジノサハリンスクは風が弱い場合がほとんどなので、歩き回る分には「少し空気が冷えている?」と思う程度です。積もっている粉雪が風で舞い上がる状態が多い稚内より、多少過ごしやすいかもしれません。が、「氷点下20℃以下」というような中で立ち止まっていると「少々キツい・・・」という具合に思います。

低温で少し驚くことがありました。たまたま、黒系の上着で氷点下25℃の中を歩き回りましたが、吐く息が「煙草の煙?」と見まがうような「白い煙」という状態に見えて、いつの間にか「上着の襟に白い霜のようなモノ」が付着しているのに気付いたことがありました。氷点下25℃ともなると、吐く息の中の水分が「微小な氷の結晶」のようになって、上着の襟に付いてしまう訳です。

稚内では、沿岸部に市街が広がっていて、北海道の内陸部よりも相対的に冬の気温は高めです。氷点下9℃や氷点下10℃となれば「かなり冷える」というように感じられると思います。そういう状態に馴染んでいて、ユジノサハリンスクの冬季に居合わせると、気温の低さには少し驚かされます。氷点下9℃や氷点下10℃では、吐く息の中の水分が「微小な氷の結晶」のようになって、上着の襟に付いてしまうという状態にはなりません。ちなみに、ユジノサハリンスクで冷え込みが厳しい日には、「日中の気温」が氷点下9℃程度であるという場合も見受けられます。

防寒衣料
「氷点下20℃以下」というような場合もある中、「しっかりした上着を着込んで戸外へ」ということを考えるものです。

が、上着の以前に、冬季に戸外に出る場合には「とりあえず温かい帽子は必須」というように思われます。いくつかの冬季用の帽子を用意して愛用しています。寒い日に帽子を被れば、寒さの感じ方は少しばかり和らぐと思います。

上着に関しては、ロシアのメーカーによる屋外作業用のコートを近くの店で求めて愛用しています。寒い国だけに、防寒用衣料に関してはしっかりした造りで、使いやすいモノです。かなりガッチリとフカフカな裏地が縫い付けられている上着で、着ると中が薄着でも「温かいモノにしっかり包まれる」ように感じられます。着たままの状態で屋内に入ると、すぐに多少暑苦しいように感じてしまう程です。
 

ロシア製の冬季用上着の写真








ロシアのメーカーによる防寒上着です。

その種の上着を着て、例えばスキー場の山頂部のような、低温に加えて冷たい風も吹き込むような「ひどく寒い場所」に居合わせても、存外に耐えられます。思い付いて様子を見に行った時に、愛用している上着を着て出かけたということがありました。
スキー場山頂からのユジノサハリンスクの風景の写真







スキー場の山頂辺りから望むユジノサハリンスク市街は、冷えた空気の中に輝いていました。


ただ、そういう「ひどく寒い場所」に関しては、しっかりした手袋を使うのでもなければ、指がひどくかじかんで動かなくなって辛いという状態になってしまうことがあります。いずれにしても、ロシアのメーカーによる屋外作業用のコートのようなモノは耐寒性に非常に優れていると思いました。

「越年」する「クリスマス」・・・

ロシアでは、ロシア正教の協会で「古い暦」を使っていて、その関係で“クリスマス”が「1月7日」ということになっています。1月に入っても、お店の中で『ジングルベル♪』のインストゥルメンタル版を流しているのが聞こえていました。

そういうことなので、「新年とクリスマスのお祝いを申し上げます」というのが年末年始の挨拶口上になっていて、おおむね12月後半から1月半ばまで、「ロシア流なクリスマスツリー」である“ヨールカ”等が飾られている訳です。
クリスマスツリーの写真







1月13日の朝9時前に撮影した画です。1月半ばに至っても、こういうヨールカは輝いています
 

寒くても熱いモノ

寒さが厳しい冬ですが、ウィンタースポーツや冬を「シーズン」としているスポーツが盛んな状況があります。

ユジノサハリンスクでは、12月下旬からスキー場も普通の営業が始まって、連日なかなかに賑わっている様子が見受けられ、「ウィンタースポーツの季節らしい」感じになっています。

今シーズンに関しては、<アジアの子ども達 サハリン2019>という、児童生徒による冬季競技の国際大会が2月に予定されています。2月8日の開会が近づき、大会ムードを盛り上げようと、方々にポスターのようなモノが出て、大会マスコットの雪像も登場しています。

雪像の写真






<アジアの子ども達 サハリン2019>という児童生徒によるウィンタースポーツの国際大会に向け、大会マスコットの雪像を制作していました。

そういう状況もあるのですが、10月から始まったバスケットボールの<スーパーリーグ>が1月から後半戦に入り、こちらも盛り上がっています。

バスケットボールの<スーパーリーグ>は16チームがホームとアウェーで総当たりですから、30試合を戦うリーグ戦ということになる訳ですが、12月までに15試合を終えて一通りの対戦があって、1月からは「2回目の対戦」ということになる16試合目以降が開催されています。

ユジノサハリンスクの<ヴォストーク65>は、この2018-19シーズンから参加した新しいチームですが、各試合で大善戦して勝ち星を重ね、リーグ首位を争っています。1月上旬のユジノサハリンスクで開催の2試合は連勝でスタートでした。

<スーパーリーグ>参加の16チームですが、ユジノサハリンスクやウラジオストクのような極東から、西側のサンクトペテルブルクまで、文字どおりに「ロシア全土」に散らばっています。「時差は最大で8時間」という中でのリーグ戦です。

「時差は最大で8時間」というのが分かりにくいかもしれません。ユジノサハリンスクでの試合に臨むサンクトペテルブルクのチームのウェブサイトを見ると「本日の試合:午前10時開始」となっていたことがありました。ユジノサハリンスクの時間帯では「午後6時開始」なのです。逆に<ヴォストーク65>が遠征中の試合に関して、「試合開催日+1日」の日付になってしまって「午前2時開始」と紹介されている例もありますが、これは現地では「午後6時開始」な訳です。

ユジノサハリンスクの<ヴォストーク65>以外のチームの本拠地を見ると、ほとんどが「ユジノサハリンスクより大きな街」のチームで、相当に古くからの伝統を受け継いでいる名門チームも見受けられる状況です。そういう中、ロシア国内でも少しマイナーな地域であるサハリンの、登場したばかりの新しいチームが大善戦しているということで人気が高まっているのだと見受けられます。

ユジノサハリンスクのバスケットボールチームの写真






 ホーム用の黄色のユニフォームが、大善戦しているユジノサハリンスクのチーム<ヴォストーク65>です。
 

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