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〈惣菜コーナー〉でお気に入りを見付ける・・・(2018.05.18)

稚内でも桜が咲き、春を感じられるようになってきたとのことですが、ユジノサハリンスクでは「花」というのは少しだけ先な感じです。

いまだ緑も「一部の芝生が緑色を帯びてきた・・・」という程度です。気温もなかなか上がらず、日中は日差しが心地良く思えるような日でも、朝早くは「プラス3℃」というような日も、いまだあります。

芝生の様子の写真










ようやく芝生が緑に

季節の移ろいを強く感じるのは、「すごく日が長くなっている」ということです。夕方は「夕焼けがきれい・・・一日が暮れる・・・」という雰囲気になるのが「午後9時近く」という時間帯になってきました。天候が良い朝には「午前6時台前半」で既に少し明るい感じです。

午後9時過ぎの様子の写真






















午後9時過ぎの感じ
 


そろそろ、「早く起き出して、一日動いて、何となく居眠りしてしまう」というような「一日の起きている時間」が「ずうっと明るい」という時季になっていくような感じです。
 

“飛び石連休”

日本国内でも〈ゴールデンウィーク〉の“飛び石連休”があり、稚内市内では冬季休業の施設のオープンという状況も見受けられました。

「サハリンの」と言うよりも「ロシアの祝日」ですが、「〇〇の日」と休業になることが決まっている祝日に加えて、その前後の何日間かが政令で休日に指定されるということになっています。それに通常の土日の休業が加わって“飛び石連休”という案配になります。

5月は1日の「メーデー」と9日の「対独戦終戦」がしっかり決まった祝日の休業日で、その前後の何日間か政令で休日が指定され、土日が加わって“飛び石連休”になります。そういう状況が5月前半に発生するというのは、たまたまだと思いますが日本とロシアに共通しています。

ユジノサハリンスクで活動をしている中では、“飛び石”の“間”で休暇を取るというお話もよく耳にします。

稚内も含めて、日本国内では「冬季休業」の施設が5月の連休頃からオープンするという話がよくあります。ユジノサハリンスクでは、それに合致するような動きは余りわかりません。が、広場の噴水のようなものは、おおむね4月末から5月初めに水が入るようになっています。
 

サーモンロール
「最近頂いて気に入ったモノ」ということで、近所のスーパーの惣菜コーナーで求めた「サーモンロール」をブログでご紹介しました。「日本でなじみの“海苔巻”の系統なモノで、価格が手頃」と思って求めてみたのです。
サーモンロールの写真









 
 サーモンロール

ユジノサハリンスクに限らず、サハリンの他の街でも「スシ・ロール」とか「ロール・スシ」という料理を供することをうたっている場所は色々と見掛けます。
 

「日本の寿司」はむしろ欧米諸国でポピュラーな「〇〇ロール」というような型で広まったのかもしれません。「〇〇ロール」の系譜のモノ、正直「これは何?」と一瞬思うようなモノはよく見ます。

「ちまたの流行り」をある程度反映したようなテレビドラマの描写の中にさえも、劇中人物が弁当を出せば、その「〇〇ロール」が入ったパックであるという場面も見受けられます。

そういう中で「サーモンロール」の「やや太めな鉄火巻か何か?」という外見には引かれてしまいました。

ユジノサハリンスクのスーパーでは、この「サーモンロール」も含めて色々な惣菜が売られています。それらは基本的には「量り売り」です。

多くのモノは、陳列ケースに並んでいて、お店の人に申し出て容器に入れてもらって、「100グラム=XXルーブル」ということで計量して値段が決まり、機器から出てくるシールが貼られて、レジで精算です。 

「サーモンロール」は、最初から容器に入って、その惣菜コーナーの辺りに並んでいましたが、「1パック=XXルーブル」ではありませんでした。見た目は同じでも、各々に価格が違いました。「198ルーブル」とある横に、同じ外見で「202ルーブル」とか「210ルーブル」というモノがあるのです。日本国内では海苔巻のようなモノは「1パック=XX円」である場合ばかりだと思いますが、ユジノサハリンスクの店では、他の惣菜と同じ「量り売り」の仕組みが貫かれていました。

スーパーで見掛ける惣菜=サラダ

方々のスーパーに惣菜コーナーが見受けられます。店によって、置いてある種類は色々と違いがあるのですが、住まいに近い利用頻度が高い店では、各種の肉料理―鶏肉、豚肉等を焼いたモノやソーセージ類―や、ものすごく多くのサラダが見受けられます。
 

日本で「サラダ」というと、とりあえず「切った色々な野菜がサラダ用の鉢に盛られて、ドレッシングをつけてザクザクと頂く」というイメージになるような感じだと思います。もちろん、ユジノサハリンスクでもそういうモノは頂きますが、惣菜コーナーでその種のモノが色々と売られているのでもありません。むしろ「前菜」という感覚のモノです。ジャガイモを使ったようなモノが色々とあります。
 

ロシアでは「オリヴィエサラダ」というモノ、その系譜に連なるようなモノがポピュラーです。
オリヴィエサラダ写真










 オリヴィエサラダ

「オリヴィエ」と聞いて、「フランス語?」と思ったのですが、これはその昔のモスクワで、裕福な商工業者が盛んに出入りして大繁盛していたレストランにいた、ベルギー人の料理人の名前であるそうです。

このオリヴィエさんという方が考案したサラダが大変に評判であったそうですが、オリヴィエさんが他界した後に精確なレシピは損なわれてしまいました。しかし、そのレストランに勤めていたことがあると称する方が「再現した!」と売出し始めたサラダに「オリヴィエサラダ」と名付けたようです。

「オリヴィエサラダ」に関しては、「首都モスクワ風の」ということで「スタリチヌィーサラダ」と呼ぶ場合もあるようですし、国外に紹介されて「ロシアサラダ」と呼ばれて、その呼び方がロシアに逆輸入されるような型で、ロシア国内で「ロシア流サラダ」と呼んでいる場合もあるという「ややこしい」例まであります。
 

「オリヴィエサラダ」
「ジャガイモを使うサラダ」と言うと、“マッシュポテト”を使うようなモノを思い浮かべるかもしれません。「オリヴィエサラダ」のジャガイモは、小さなサイコロのような型に刻んだジャガイモ、他にニンジンなども小さなサイコロのような型に刻んで入っています。他にハムのような大きなソーセージを刻んだモノ、グリーンピース、他に色々と細かく刻んだモノが入っていて、マヨネーズ等で和えるのが「オリヴィエサラダ」です。

これの写真をご覧いただいた方に「“コールスロー”のように見える?」とおっしゃった方があります。いわゆる“コールスロー”はキャベツかレタスを細かく刻んだモノですが、「オリヴィエサラダ」は小さなサイコロ状に刻んだジャガイモですから、食感は“コールスロー”とは大きく異なると思います。

入れるモノには色々なバリエーションも見受けられるようで、ニシンのオイル漬け、蟹の身またはカニカマボコを入れるというような場合もあるようです。

スーパーの惣菜コーナーでは、「オリヴィエサラダ」の名で売られているモノ、具材の刻み方がより細かい「オリヴィエサラダ セレクション」とでもいうようなニュアンスの名で呼ばれるモノ、「肉入り」、「カニカマボコ入り」という名で呼ばれているバリエーション等が売られています。

「オリヴィエサラダ」と、そのバリエーションと見受けられるモノに関しては、それなりの頻度で求めています。住まいのすぐ近所の店で求めて、持ち帰った部屋で飲み物を頂きながら、テレビのニュースやドラマを見ながら頂くことが多いです。

この「オリヴィエサラダ」は“ロシア料理”ということになるかもしれませんが、「ロシアでポピュラーらしい流儀」ということで、気軽に楽しんでもみるようなことがあっても良いかもしれないような、極手軽なモノだと思います。

「スシ・ロール」または「ロール・スシ」というようなモノが、ロシアや他の国で「日本に起源があるモノらしい」という程度で、気軽に楽しまれています。そういうモノを「どれどれ・・・」とのぞいてみれば、「日本国内では、多分見たことがない・・・」というモノが多々入っています。

これの逆で、“ロシア料理”と改まらず、「ロシアではこういう流儀らしい」と手軽に試して、気に入ったらドンドン流行らせるというようなことがあっても面白いような気がします。

 

お問い合わせ先

企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)

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