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連休明けの稚内港中央埠頭には、ロシアの会社が運用している貨物船が姿を見せました。
フェリーの出入りが在るために設定されている保税区域と、区域に隣接する保税倉庫を利用し、タマネギ等の輸出が行われます。
倉庫には各地から集められた140トンのタマネギや、今般の輸送で輸出を試行するリンゴ等が集められています。
パレットに載せられている貨物は、フォークリフトでトラックに積まれます。2台のトラックを駆使したピストン輸送で、埠頭の船の脇へ貨物を運びます。
作業をする皆さん―冷えているので、皆さんは確りと防寒装備で固めています。―が手際よくトラック荷台のパレットにワイヤーを掛け、貨物が吊り上げられます。
吊り上げられた貨物は、船倉に続々と飲み込まれて行きます。船内では、船員が貨物を整頓してぎっしりとタマネギを収めた袋等が船倉に積み上げられます。
一日で荷役を終え、船はサハリンのコルサコフ港を目指し、コルサコフ港での手続きを経てタマネギ等はサハリンで流通します。
今回は地元企業がサハリンの取引先との話し合いで輸出が決まったそうです。輸出入体制が整った稚内港を利用した交易が拡大することが望まれます。
企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)
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