友好都市との各種会議について(2009年5月) 2009年5月25日から5月29日の期間、工藤副市長を団長とする稚内市代表団がサハリンを訪ねました。 期間中、友好都市の皆さんや関係機関の皆さんと「稚内・コルサコフ定期航路利用促進会議」、「友好都市経済交流促進会議」を催しました。 稚内・コルサコフ定期航路利用促進会議(5月26日 於 コルサコフ市) 長く続けられている会議で、稚内・コルサコフ両市の他、コルサコフ港での様々な業務に携わる関係機関、サハリン州行政府の皆さんなど、多数の参加がありました。 近年、稚内・コルサコフ航路を利用するロシア人旅客も増えていることから、サハリン側でも「稚内・コルサコフ航路に関連する課題を解決し、航路の利用促進に協力」という機運が高まっています。実際、昨年の稚内で開催したこの会議の後、サハリン側のイニシアチブで“継続検討課題”の協議を行う場が設けられた経過もあります。 フェリーの定時運航を確保し易くするため、コルサコフ港での旅客出国手続の迅速化等の対応を求めていましたが、手続開始時刻を従前の9時から8時に早めることにより、定時出航が出来るように努力するようになりました。 定時運航を確保し易くし、同時に燃料費の節減も叶うよう、「より沿岸寄りの経路でのフェリー運航」という問題に関しては、連邦政府の関係機関からもたらされた最新情報として、要請が受入れられる見込みであることが会議の席上で伝えられました。
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