ここから本文です。
ユジノサハリンスク市内で「霧?」と思われる状態が見受けられました。
この「霧?」の中、戸外に出てみると焚火が消えた後のような、少し焦げた臭いが感じられました。近くで何かを燃やしているのかとも考えなかったではありませんが、そういう場合に喉や眼に感じられる場合もある刺激はありませんし、何かを燃やしている場所も見当たりません。
この「霧」の正体ですが、事務所があるユジノサハリンスク市都心部から20キロメートル程離れた、トロイツコエの向こうにあるゴミ処分場からの煙である可能性が高そうです。
18万人の人々が暮らすユジノサハリンスクで発生するゴミは、処分場で埋立てられています。聞けば、この処分場ですが、既に“満杯”のような状態とのことです。
11月末から、何度かゴミが燃えてしまった煙が、風に乗って市内に流れ込んで来たことがありました。ゴミが燃えた原因は調査中とのことですが、「ゴミの受入スペースを確保するため、無断でゴミを燃やしている?」という疑惑も囁かれています。ゴミ処分場で埋立などの作業を行う業者ですが、時々「ゴミを燃やしてしまった」ということで罰金を科せられた経過もあるようです。
ユジノサハリンスク市では、こうした状況を踏まえ、新たな処分場を設けることや、ゴミの減量に向けたリサイクルなども検討しているとのことです。
戸外に出てみると、「霧?」という状況でした。 (2007年12月11日 撮影)
少し離れた高層建築も霞んで見えます。 (2007年12月11日 撮影)
常時ではありませんが、時々この煙が発生しています。 (2007年12月12日 撮影)
企画総務部交流推進課
稚内市中央3丁目13番15号
交流推進グループ 0162-23-6486(直通)
本文ここまで
ここからサブメニュー
サブメニューここまで
ここからフッターメニュー